今の辛い経験は将来への貯金。必ずそれが生きる時がやってくる。
開幕から首位をひた走る楽天イーグルス。抑えの松井裕樹を中心とした盤石のリリーフ陣が安定した試合運びを支えていますが、1番を打つ茂木栄五郎選手も見逃せないですね。171センチと小柄ながら早くもホームラン3本。近い将来、確実に首位打者になるであろう逸材ですね！
こんにちは！大阪市城東区鴫野にある段上はり灸整骨院、野球好き院長の段上 功(だんじょう いさお)です＾＾
今日はこんな黒板を書きました。
良い経験も悪い経験も必ずそれが将来に繋がります。もしかしたらその体験が、人に何かを与えられる時が来るかもしれない。だからこそ色んなことをたくさん経験するべきやなって最近つくづく感じます。
つまずきっぱなしの人生ですが、今日も楽しく過ごしたいと思います！#城東区 #黒板同盟 pic.twitter.com/8kIAq5krWD— だんじり祭好き鍼灸師 段上 功 (@hari9danjiri) April 18, 2017
あっ、何か少し上からですみません。笑
これは常々自分にも言い聞かせていることではあるんですが、昨日来られた男性の患者さんとの会話の中でこの話が出たんです。
その患者さんというのは、遠くからお越しいただいている50代の男性。
症状は自律神経失調症で、心療内科さんに何軒も行き、マッサージ屋さんや整骨院に行っても全く楽にならず来院されました。
初めて来られた時は、目もうつろで覇気がなく、からだのだるさや動悸、めまいや不安感、食欲も無くて夜も眠れないということを訴えられていました。
もちろん仕事に行ける状態でもなく、外に出ることすら出来ない。家の中に居ても、どんな体勢でどういう風に過ごしていたら自分が楽なのかわからず、ずっとパニックになっている状態でした。
今の辛い経験は、将来への貯金
週一回の鍼灸治療を始めてから昨日でちょうど1ヶ月半。少し時間は掛かってしまいましたが、3回目ぐらいからお仕事にも行けるようになり、パニックや不安になることもなくなり、昨日来られた時には、
「朝の食欲の無さと、からだのだるさ以外はほぼ無くなった。多少眠れない時があっても、しんどい時があっても、そんな時もあるわと思えるようになってきた。」
とおっしゃって下さいました。
最初の頃は、好きな野球の話やお孫さんの話をしても、興味を示すどころか笑いもしなかったんですが、昨日は野球について笑いながらアツく語って下さいました＾＾
その男性もそうですが、治療院という場は、からだの不調を訴える方が来られる場です。やはり、めちゃめちゃ元気で快適に毎日を過ごしている方が来られることは少ないです。
なので、からだの不調や痛みを抱えた結果、仕事や家事・育児などが思うようにおこなえなくなって、ストレスを溜めたり、落ち込んでしまう方も非常に多くおられます。
やっぱり、やりたいことが出来ない、思うようにからだが動かないというのは、本当に相当なストレスですもんね。それはボクも強く認識しています。
冒頭の黒板に書いたように、ボクも中学時代にヒジを壊し、一年間の投球禁止と右打ちでのバッティングを禁じられました。
ノッカーにトスを渡す役とボール拾い、みんながキャッチボールをしている間は、一人でグラウンドの周りを走るという毎日。
それからお医者さんに「投げていい」と言われてからもずっとヒジの痛みが治らず、結果的に3年間まともに野球が出来ませんでした。
そんな経験をした自分だから出来ることもあるんじゃないかと想って、今この仕事に就いています。
中学での野球生活だけでみれば辛いものですが、そうした経験があったから今があると思っていますし、そのお陰で色んな方との出会いも生まれました。
きっとあの時に順風満帆に野球生活を送っていたら、鍼灸師・段上 功は誕生していなかったでしょうし、これだけたくさんの患者さんにも巡りあうことは無かったはずです。
そう考えると、人生って面白いものですよね。「辛いなー。」と思っていたことが、今ではこうやって「良い経験だった」と思えるようになり、それが仕事にも変わっているわけですから。
やっぱり長い人生、何十年も生きていれば、上手くいかないことがあったり、何かにつまずいたりすることが必ず起こります。
ですが、その辛い経験や体験が、きっと自分のためや誰かのためになる時がやってきます。目の前の辛い経験が将来への貯金になると思って、前を向いて進んでいきたいですね。
そんなことを改めて自分にも投げ掛けながらブログを締めくくりたいと思います。
本日は以上です！それではまた明日～♪
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段上 功
- 1985年大阪市城東区生まれ。2児のパパ。妊活・ホルモンバランスの乱れ・自律神経症状といった『体質改善』を得意とする鍼灸師。明治東洋医学院の講師を務める並川一利氏に弟子入りし、4年間ほぼ無給で鍼灸治療を学ぶ。過去にお付き合いしていた女性がうつ病になり、鍼灸とカウンセリングで社会復帰をサポートした経験から、毎日何かに向き合い頑張る方が「 周りの目を気にせず、ほんの少し息を抜ける場所 」を作るため、地元・城東区鴫野に鍼灸院をオープン。おひとりずつの1日6名様のみ。500人規模のフェス「 縁日BBQ 」を主催。「 だんじり祭鍼灸師 」としてSNSでの発信を積極的におこない、ブログは2016年から7年超毎日更新中！SNS・ブログでの発信、鍼灸施術についてのアドバイスや講演も。元モデルの長姉、着付け講師の次姉の影響か、オシャレカフェやスイーツに目がない女子力高めな面も。
