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開幕から一ヶ月半が過ぎたプロ野球。開幕前の予想と現状を勝手に分析。~パ・リーグ編~

こんにちは!大阪市城東区鴫野にある段上はり灸整骨院、野球好き院長の段上 功(だんじょう いさお)です^^

プロ野球が開幕してはや1ヶ月半。開幕前に野球好きのボクが勝手に予想した順位予想と戦力分析。その内容と現在の状況との比較・考察を今日もおこないたいと思います。

( セ・リーグ編はコチラ )

パ・リーグ順位予想と現状

予想          現状

1位 ソフトバンク  楽天

2位 日本ハム    ソフトバンク

3位 西武      西武

4位 ロッテ     オリックス

5位 楽天      日本ハム

6位 オリックス   ロッテ

( 5月20日18時30分現在 )

並べてみると、合っているのは3位だけ。去年の日本一チーム・日本ハムが低迷、楽天の躍進があり、今のところ誰も予期しなかった結果になっています。

そんな理由も含めて開幕前の分析を振り返りながら書いていきたいと思います。

東北楽天ゴールデンイーグルス

開幕前のボクの分析はコチラ。

西武から移籍した岸がインフルエンザで出遅れたものの、4年連続2ケタ勝利を挙げている則本との二枚看板は超強力。二人ともあまり大崩れすることがなく、シーズンを通して多くの勝ちを計算出来る。

ただ、そこに続く投手が少なく、開幕投手を務める美馬、ダルビッシュもその才能を認めている辛島、期待されている安樂が、どれだけ勝ち星を重ねられるかがこのチームの浮沈を握っている。

また絶対的な守護神・松井につなぐ勝利の方程式の確立もシーズンを戦う上では非常に大事になってくる。

ペゲーロ・ウィーラー・アマダ―と少々外国人頼みな打線が気になるものの、1番を打つであろう2年目の茂木、三振が極めて少ない銀次という2人の巧打者居るのは心強い。

本来の活躍が出来ていない今江や聖沢、島内が去年以上に活躍をすることが出来れば、得点力を期待出来る打線になることは間違いない。個人的には安樂の爆発的な活躍に期待したい。

開幕前に分析したように、則本・岸で構成する二枚看板は超強力ではあるものの、失礼ながら、この時期に楽天が首位に居座っていることは誰も予想出来なかったのではないでしょうか。

その好調の象徴とされる1番茂木、2番ペゲーロと続く破壊力のある打線は、初回から相手投手を威圧。そこで奪ったリードを則本・岸の2枚看板だけでなく、美馬・辛島・戸村などの先発投手陣が守り、中継ぎ・抑えへと良い形で繋ぐ。

中でも今季の楽天は中継ぎ・抑えが安定し、福山は防御率0.00、菅原は0.69、森原は1.80、ハーマンは2.30、抑えの松井裕樹にいたっては21試合を投げて15セーブ、防御率は0.41という神がかり的な活躍を見せています。

投打ともに噛み合っていますが、懸念材料としてはウィーラーやアマダ―などの主軸がクリーンナップらしい活躍をしていないこと。主軸の爆発力がないと、好調の打撃陣・中継ぎ陣が不調に陥った時に接戦をモノに出来ない試合が増えてきそう。そこを乗り切ることが出来るなら、優勝も視野に入ってきそうですね。

福岡ソフトバンクホークス

超巨大戦力を有しながら、それでも2年ぶりの日本一に向けて補強の手は緩めない。ロッテからデスパイネを獲得し、メジャーリーグから日本球界へ復帰するムネリンこと川崎と水面下で合意したとのこと。

トリプルスリーを獲得した柳田、2000本を手中に捉えている内川、WBCでも活躍した松田を中心に打線の破壊力は今年も健在。
また、今宮・中村晃・長谷川・本多といった脇を固める選手たちも充実しており、どこからでも点が取れるというのは大きな強み。

投手陣では、中継ぎの主力投手であるスアレスの肉離れは痛いが、岩崎を置き、森・五十嵐などと共に絶対的ストッパー・サファテにつなぐ形は盤石。

先発陣でも昨季最多勝の和田を中心に、WBCで衝撃的な活躍を見せた千賀と武田、バンデンハークが続く。ベテランの摂津や中田、再起を期す松坂、成長著しい東浜も控えており、パ・リーグの優勝候補筆頭であることには疑いの余地がない。個人的には上林、真砂、高橋純の活躍を楽しみにしている。

チームの勝ち頭である和田、高い勝率を誇る武田、昨季中継ぎで素晴らしい成績を残したスアレスが故障離脱する中でもパ・リーグ2位は流石の一言。

エース格2人を欠く先発投手陣も、バンデンハーク・東浜・中田賢の3人がともに4勝と成績を残し、柳田・内川・松田の主軸3人も、本来の成績よりやや劣るもののチームの中心選手らしい活躍を見せています。

またロッテから移籍したデスパイネ、成長著しい上林の活躍も大きく、やはりソフトバンク強しと感じさせますね。

ただ、5勝を挙げている千賀が故障離脱し、また一つ枚数が少なくなってしまった先発投手陣の穴を、山田・石川・高橋純などの若手投手がどう埋めていくか、そして故障選手たちが復帰後どのように活躍するかが優勝へのカギになりそうですね。

埼玉西武ライオンズ

何といってもエース・岸の移籍が痛い。毎年コンスタントに10勝を勝ってくれていた選手の穴を誰が埋めるのか、そこが今年の西武の大きなカギになる。

開幕投手に据えた菊池、昨年7勝をした多和田、思うような成績を残せなかった十亀や高橋光を中心に、期待の掛かる野上やウルフが上手くハマれば面白い戦いが出来る。

中継ぎ抑えに関してもやや手薄な感じがするため、牧田や増田の他に安定した投球が出来る選手が出てくることが望ましい。

ただ、打撃陣に関しては浅村・中村・メヒアのクリーンナップを中心に、過去に最多安打を記録した秋山と栗山、最多盗塁を記録した金子、パンチ力のある森・坂田・山川・木村文が揃い、破壊力は抜群。

個人的にも注目し、ルーキーながらショートで開幕スタメンを迎える源田には、辻監督の現役時代のような安定した守備と小技でチームの接着剤になるような活躍を期待したい。

チーム打率2位タイ、チーム盗塁数トップ、チーム防御率2位と、投打ともに安定した戦いを見せている西武ライオンズ。

今季の好調の要因を語るにあたって、ルーキーの源田は外せません。開幕スタメンを勝ち取ると、得意の守備だけなく、打率.316、11盗塁と躍動。

出塁率の高い1番秋山、2番源田の後を打つ浅村・中村・メヒアも好調で、浅村・中村の2人で打点トップの座を争っているほど。

そしてエースの菊池雄星が大きく覚醒。ストレートの伸び・変化球のキレとも素晴らしく、この安定感を保てば15勝以上は出来るのではないかと感じさせてくれる内容です。

楽天やソフトバンクに絡んでいくためには、菊池に続く野上や高橋光、多和田などの先発陣の奮起、今一つ波に乗れていないミスターライオンズ・栗山らの活躍が必要なのではないでしょうか。

オリックスバファローズ

打率.306、盗塁53を記録した糸井が抜けた穴をどういう形で補うのかがチームの課題。

その一番手には昨季10本のホームランを放った吉田正が名乗りを挙げるが、機動力は誰が補うのか。

中島や小谷野、T‐岡田など主軸が居るものの、安達や西野、駿太などスピードのある選手たちがこれまで以上の成績を残さなければ、昨季リーグ最下位だった打率も簡単に上がるものではない。

ただ、投手陣には明るい材料も多く、特にドラフト1位ルーキー山岡のストレートとスライダーはプロでも十分活躍出来るものがあり、非常に面白い。

状態の良いエースの金子をはじめ、西、ディクソン、山崎、新外国人のコークと、昨季負け越しが目立った先発陣がしっかりと役割を果たし、海田・吉田・塚原・平野といったリリーフ陣につなぐ形が確立出来るかがAクラス入りのカギになる。個人的には瀬戸内高校の頃から好きだった山岡が1年通して活躍できるのかに注目したい

開幕から今季のパ・リーグを引っ張ってきたオリックス。一時首位に立つも、現在は失速。

それでもエース金子は早くも5勝、防御率1.80と好調を維持し、ディクソンも4勝で続く。

中継ぎ・抑えがひっくり返されるゲームが少々目立つものの、打率.340を超えるT‐岡田と小谷野をはじめ、中島・武田・駿太らの打撃陣が大量点を取って援護をしています。

ただ、現在の時点でチーム防御率が3.62となっており、ルーキー山岡がまだ1勝も出来ていないように、4点近く取らないと勝てないというデータが出ているので、そこは少し意識したいところ。

ケガから復帰間近の吉田正、本来のピッチングが出来ていないエース格・西の活躍次第では、パ・リーグの戦いを面白くしてくれるのではないかと個人的には感じています。

北海道日本ハムファイターズ

昨年は二刀流・大谷を中心に日本一に輝いたチーム。走攻守のバランスが非常に良く、今年も優勝争いに食い込むのは間違いない。

中でも、中心はやっはり投打の柱となる大谷。今年は打者として開幕を迎える形ではあるものの、栗山監督が話す「今年はもっとすごいことを考えている」というのは、打者として143試合出場、投手としては抑えでの起用を考えているのではないかと推測する。

大谷が3番に座り続け、最多セーブを獲得するようであれば、陽が抜けた穴は埋まるのではないか。

また4番を務める中田のリーダーシップと勝負強さ、西川と中島の出塁率と足、シュアな打撃をする田中賢・近藤、豪快な打撃をするレアードが脇を固める打線は抜け目がない。そこに巨人から移籍した大田やポジションを争う岡が活躍すれば、非常に面白い。

宮西や谷元、鍵谷といった安定したリリーフ陣が居るため、有原や増井、高梨といった先発陣は、吉川・バースの抜けた穴を新加入の村田とエスコバーがどれだけ補えるかがカギになるのではないか。
また、再起を期す斎藤の活躍にも期待したいところ。個人的にはドラフト1位左腕・堀と、中学・ボーイズリーグ後輩である高山の姿を追い掛けたい。

何よりも二刀流・大谷翔平が抜けた穴は痛く大きい。チーム打率.241、防御率3.96は、大谷が居ればもっと高い水準を叩き出していたのではないかと感じます。

それでもさすがは知将・栗山監督。一時はこのままズルズルいくかと感じたところで若手を積極起用し、チームに新しい風を吹き込みました。

中でも巨人から移籍した大田の活躍は目覚ましく、もうすで5本の本塁打を放ち、打線に厚みを与えています。

3番に座る近藤が打率.429、出塁率.574と尋常ではない成績を残している間に、チームとしてもう少し機能させたいところ。

これから先、好調を維持するチームが失速していくであろう夏場に向けて、大谷翔平が復帰し、西川や田中賢、有原や宮西などの主力選手が本来の成績を残すようになると、去年同様快進撃を見せるかもしれませんね。余力はまだまだあるように感じます。

千葉ロッテマリーンズ

チームの主軸であったデスパイネの移籍はやはり大きい。昨季の出塁率が4割を超えたヒットマン・角中が居るものの、角中・パラデス・鈴木で形成するクリーンナップは去年よりも少々物足りない。

ただ、荻野や伊志嶺、鈴木や大嶺翔といった足を使える選手たちが、塁上を賑わすようになれば、去年よりも得点力は増えるのかもしれない。

投手陣に関しては、石川・涌井という強力な2枚看板が居るのが何よりの魅力。

そこに、スタンリッジ、二木、大嶺祐、今年から先発に転向する西野、本来の力を発揮出来ていない唐川、ドラフト1位右腕の佐々木が食い込めれば、強力な先発投手陣が完成する。
特に佐々木は、順当にやれば10勝することが出来るぐらいの実力を持つ。

ブルペン陣に関しても、松永・藤岡・南・内とメンバーは揃うので、出来るだけ失点を少なくしながら抑えの益田につなぎたいところ。安定した投手力に保ち、小技を絡めて1点を重ねていくような野球が出来れば、日本ハム・ソフトバンクの2強を脅かす存在になるのではないだろうか。個人的には佐々木がどれぐらい活躍できるかを見届けたい。

チーム打率.191、防御率4.59が表すように、現在は何をやっても上手くいかない状況。

エース石川がケガで離脱したことが何よりも大きく、そこに続くはずの涌井・佐々木・唐川の自慢の投手陣が総崩れ。

デスパイネが抜けた打線も迫力を欠き、複数居るスピードある選手たちも出塁率が低く、塁上を賑わすことも出来ていません。

先発投手陣の本来の力は高い水準にあるので、得点力アップを狙えるように打線を組み替えてもいいのではないか。

キューバから移籍してくる足の速いサントスを1番に固定し、2000本を間近に控える福浦を2番、3・5番辺りに鈴木や井口を配置しても面白いように感じます。

クリーンナップを打てる外国人を探しているとの情報もあるので、上手く噛み合えばまだまだ上位を狙える位置にあります。それまでは何とか1点を大切にする野球を継続してほしいところですね。

最後に

今日も思うままに勝手に書きなぐりましたが、いかがでしたでしょうか?笑

おもしろい方にとってはおもしろい、おもしろくない方には全くおもしろくないブログでしたが、自分自身が一番楽しませてもらいました。あーー、楽しかった。笑

楽天・ソフトバンク・西武という3チームがAクラスを争っていますが、ペナントレースはまだまだ始まったばかり。主力選手のケガもあれば、去年の日本ハムのように一気に10連勝ぐらいすることだってあります。

試合が終わるまで、シーズンが終わるまでわからないのが野球の醍醐味でもあるので、これから先どんな戦いが繰り広げられるか楽しみにしたいですね。

本日は以上です!それではまた明日~♪

( データが多少間違っていてもスルーして下さいね~ )

 

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段上 功

段上 功
段上 功
1985年大阪市城東区生まれ。2児のパパ。妊活・ホルモンバランスの乱れ・自律神経症状といった『体質改善』を得意とする鍼灸師。明治東洋医学院の講師を務める並川一利氏に弟子入りし、4年間ほぼ無給で鍼灸治療を学ぶ。過去にお付き合いしていた女性がうつ病になり、鍼灸とカウンセリングで社会復帰をサポートした経験から、毎日何かに向き合い頑張る方が「 周りの目を気にせず、ほんの少し息を抜ける場所 」を作るため、地元・城東区鴫野に鍼灸院をオープン。おひとりずつの1日6名様のみ。500人規模のフェス「 縁日BBQ 」を主催。「 だんじり祭鍼灸師 」としてSNSでの発信を積極的におこない、ブログは2016年から7年超毎日更新中!SNS・ブログでの発信、鍼灸施術についてのアドバイスや講演も。元モデルの長姉、着付け講師の次姉の影響か、オシャレカフェやスイーツに目がない女子力高めな面も。

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