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ゴール前の決定機を外す日本人。プレッシャーに弱い理由は「 食文化 」にあった。

こんにちは!大阪市城東区鴫野にある段上はり灸整骨院、野球好き院長の段上 功(だんじょう いさお)です^^

広島のバティスタ選手が出場4試合で4ホームランと爆発しています。その間ヒットは5本とのことで、ヒット数からみたホームラン率は実に8割にも達します。どこまで打ち続けるのか楽しみですね。

日本人はなぜプレッシャーに弱いのか

キーパーと1対1の状況で、なぜゴールを外してしまうのか。
リレーなら勝てるのに、なぜ陸上の個人だと勝てないのか。

今でこそサッカー選手は、海外でプレーする選手が増え、決定力のある選手が多くなりましたが、少し前はゴール前でことごとく外していました。
そんな姿にヤキモキしていたのはきっとボクだけじゃないはず。

この理由として、実は「 脳 」「 食文化 」が大きく関わっているんです。

欧米人は昔から、お肉を主食とし、日本人は米を主食としてきました。
それは腸の構造が違うことや、罹患する病気のリスクが違うことからみても明らかです。

そんな草食系の日本人のように、草や穀物を食べる動物である草食動物は、集団で行動して敵と対抗する方法で身を守って生活をしています。

一方で、肉食動物は一般的に単独で行動する傾向が強いんです。

人間が集団で農耕に従事していた時代でも、肉食系の民族は、一人一人が獲物を求めて駆け回っていたとのことで、実際に今でもその遺伝子が組み込まれているといわれています。

だから欧米人は勝負事でも、個人競技に適していて、日本人は団体競技に適していると脳科学分野ではそういわれているんです。

陸上競技や野球などでも、個々で見ると欧米人の方が実力が高い選手が多いですが、集団や団体で見ると、日本人でもそこに対抗できるといったことがあります。

でも、個人競技である柔道は日本が強いです。

なぜ強いかというと「 日本発祥の柔道を全体で守ろう 」という団体の意識が働くからなんだそうなんです。

だから、代表合宿みたいなことで集団で生活するのは日本人に合っているんです。

これに対して肉を主食としている欧米人は、団体競技であっても、サッカーのようにFWなどの「 個のチカラ 」が生かされる競技には非常に強いチカラを発揮します。

結果ではなく、過程に力を注ぐ

草食動物には、危険に直面するとからだが固まって動けなくなるという習性があります。

これは「 動くものを追う 」性質がある肉食動物から身を守るために備わった本能的な行動なんだそうです。

肉食動物と草食動物が戦うと、草食動物が常に敗れ、食べられる側に居ます。
その長い歴史の中で「 戦いとは負けるものだ 」という遺伝子が組み込まれているんです。

過去に読んだ脳科学者さんの本にも書いていましたが、同じくわれわれ草食系の民族にも、戦いとは負けるものだ、危機的状況に面した時はからだが硬直するという遺伝子が組み込まれているそうなんです。

そのせいで負けることを怖がり、結果を気にしすぎてしまうんです。

よく日本代表の選手が「 オリンピックには魔物が居る 」という言葉を発しますが、それが実際に居るわけではなく、周囲の期待のせいで過度に結果を意識して、自分の力を発揮出来なくなってしまうから起こってしまうんです。

でも中には日本人でも金メダルを獲る選手は居ますよね。

そういった選手は「 気が付いたら1位でした 」「 結果を気にせずチャレンジしました 」とコメントを残すことが多く「 絶対に1位になってやろうと思っていました! 」とコメントする日本人は少ないです。

ちょうど、昨日ホームランを打った阪神の中谷選手も「 とにかくランナーを還すことだけを考えていました 」と話し、結果の話は全くしませんでした。

こういったコメントは謙遜さから生まれるものだけではなく、日本人が結果を出すために大切な考え方なんです。

現在、ヤンキースの田中将大投手が5連敗、あれだけ強かった巨人が12連敗と負け続けています。

今回のように上手くいかないことが続くと、なぜ上手くいかないのか、どうしたら勝てるのか、そして「 とにかく勝ちたい 」という思考になります。

ですが、結果を気にするのではなく、それまでの過程に全力を注ぎ「 全力でやってきたんやから結果が出なくてもしゃーない 」という気持ちで挑む方が、適度な緊張とリラックスが生まれ、結果が出やすいんです。

人前で話す時に緊張するのも、阪神の藤浪投手がストライクが入らなくなるのも、プロゴルファーの方がイップスになってしまうのも、そうやって先に「 結果を気にすること 」から生まれます。

世界で1番ヒットを打っているイチロー選手でも10回に7回は失敗をしています。どんなに達人でも100%なんてあり得ず、反対に上手くいかないことの方が多いんです。
実際に結果なんて後からついてくるものなので、あまりそこに固執せず、自分が出来ることに心血を注ぐということが何より大事です。

日本では「 心・技・体 」と「 心 」が先に来るのは、そういった国民性を分かってのことなのかもしれませんね。

そういったことも踏まえて、黒板を書きました。

そんな感じでゆる~くに過ごしましょ~^^

本日は以上です!それではまた明日~♪

 

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段上 功

段上 功
段上 功
1985年大阪市城東区生まれ。2児のパパ。妊活・ホルモンバランスの乱れ・自律神経症状といった『体質改善』を得意とする鍼灸師。明治東洋医学院の講師を務める並川一利氏に弟子入りし、4年間ほぼ無給で鍼灸治療を学ぶ。過去にお付き合いしていた女性がうつ病になり、鍼灸とカウンセリングで社会復帰をサポートした経験から、毎日何かに向き合い頑張る方が「 周りの目を気にせず、ほんの少し息を抜ける場所 」を作るため、地元・城東区鴫野に鍼灸院をオープン。おひとりずつの1日6名様のみ。500人規模のフェス「 縁日BBQ 」を主催。「 だんじり祭鍼灸師 」としてSNSでの発信を積極的におこない、ブログは2016年から7年超毎日更新中!SNS・ブログでの発信、鍼灸施術についてのアドバイスや講演も。元モデルの長姉、着付け講師の次姉の影響か、オシャレカフェやスイーツに目がない女子力高めな面も。

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