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1日たった2分でOK!頭痛を伴う肩こりさんへ向けた簡単な運動とエクササイズをご紹介。
中日の岩瀬投手が日本歴代2位タイとなる944試合登板を果たしました。自身が先発投手として達成した記録にイニング数が少ない抑え投手が並んだという事実でも、金田正一氏は否定することなくその功績を褒めたたえました。それが出来るというのはきっと人間としても素晴らしい方なんでしょうね。
こんにちは!大阪市城東区鴫野にある段上はり灸整骨院、野球好き院長の段上 功(だんじょう いさお)です^^
最近は祭のブログばっかり書いていたので、今日は皆さんのためになるような健康に関する記事を書きますね。笑
日本人が抱えているからだの悩み1位・2位と腰痛とともに独占する肩こり。女性に限っては、それが1位に推しあがってくるのだから深刻なものですよね。
そんな誰でも当たり前のように持っている肩こりですが、起こる原因をちゃんと理解していれば、遠ざけることは可能なんです。
肩こりは、ボクたち人間が生まれ持った宿命のようなもの
肩こりが起こるようになった一番大きな原因は、人間が「 二足歩行 」を獲得したことにあります。
直立した姿勢である二足歩行を獲得したことで、からだを支えるという役目がなくなり、自由になった2本の腕たち。
そんな腕は、骨と骨でガチッと固まっているようなイメージを抱く方も多いですが、実はそうではないんです。
ボクたちは普段、物を取ったり、字を書いたり、頭を洗ったり、ボールを投げたりと、制限なくさまざまな動きが出来ますよね。
それを可能にするために、腕は肘や膝と違ってガッチリと固定されず、肩の関節から無造作にだらんとぶら下がるだけで、その機能を果たしてくれているんです。
そのため、片方3~5キロ程のその腕の重みを肩甲骨や首につながる筋肉を含めた「 肩回りの筋肉 」が担ってくれているために肩こりが起こってしまうんです。
なので、その腕の重りをより感じやすくなる「 なで肩 」の方や「 筋肉の少ない女性 」は、肩こりを患いやすい宿命にあるということなんです。
血行不良と酸素不足で肩こりが頭痛に変わる
そんなからだの構造的な話を理解した上での「 肩こりの直接の原因 」といえば、なんといっても長時間の同じ姿勢をとり続けること。
それが背中の曲がったいわゆる不良姿勢であれば、なおさら良くありません。
どんなに良い姿勢であれ、長時間同じ姿勢をとっていると筋肉が硬くなり、血液の流れは滞ってしまいます。
本来、血液というのは筋肉だけでなく脳やさまざまな臓器に「 酸素を送ること 」を一番の目的とし、代わりに「 老廃物を回収すること 」を次の目的としています。
その新陳代謝によって、筋肉というのは常にリフレッシュされた状態でいることが出来、柔らかく温かい状態を保つことが出来ているんです。
なので血液が滞り、栄養不足になってしまった筋肉は硬く縮こまり、冷たくなってしまいます。( 実際にサーモグラフィなんかで見ても、肩こりのある方は青く写ります )
そんな状況であるのにも関わらず、仕事場で一日中プレッシャーやストレスを感じながら冷房の効いた寒い部屋でデスクワークをしていたら、からだは悲鳴を上げてしまいます。
「 これ以上、脳や臓器に新しい酸素が行かなくなっては危ない 」
そう思ってしまうと、からだは何かしらのシグナル( 信号 )を送ります。
それが「 頭痛 」です。
ストレスの影響が強いですが、めまいや耳鳴りなんかも同じ理由で起こります。
反対に言えば、そこまでいく前にしっかりと動かすことが出来ていれば、起こりにくく出来るということでもあります。
柔らかく温かい筋肉を維持するために大切になるのは、やはり運動・入浴・睡眠です。
入浴の大切さは以前のブログ( お風呂に浸かっていれば治療は要らない。お風呂好き鍼灸師が教える入浴の3つの効果 )にも書いたので、今日は簡単な運動をお伝えしたいと思います。
1日2分で改善!誰でも出来る簡単な肩こりを和らげるエクササイズ
✔エクササイズ①
フェイスタオルを肩幅より少し広いぐらいのキョリで持ち、両腕を大きく挙げます。
▲止まったところからもう少し上へ
そこから頭の後ろを通し、真っすぐ下へおろすだけです。
スマホを触る方、デスクワークが多い方は顔が下を向いてしまうので、目線は前に向けていて下さいね。
▼肩甲骨をしっかりと寄せる意識を
✔エクササイズ②
先程のスタートと同じ状態から、下になる手で引っ張りながらからだを左右に倒していきます。
▲しっかりとわき腹を伸ばすイメージ
わき腹は普段あまり使っていないので、いきなり伸ばすとつることがあります。
無理をせず、違和感がないか確認しながらゆっくりおこなって下さいね。
✔エクササイズ③
エクササイズ①とタオルの持ち方は変えず、そのままタオルをおヘソのところに持ってきて下さい。
そのまま肩甲骨を寄せて、胸を張ります。
一旦、チカラを抜いてまた再度肩甲骨を寄せる、を繰り返します。
普段意識することのない肩甲骨周りの筋肉を使うエクササイズなので、少しイメージが付きにくいと思いますが、オードリーの春日さんのマネをするイメージだとわかりやすいかもしれませんね。笑
✔エクササイズ④
こちらはタオルを使わずおこないます。
一度、手のひらを下にして両手を左右に大きく広げて下さい。
そこから肘を90度曲げ、片方の手を上へ、もう片方の手を下に持って行って下さい。
▲キッチリと90度にならなくて結構です
左右の手を捻る( ねじる )ようなイメージですね。
まずはこの形にちゃんとなっているか、鏡で確認しながらおこなってみて下さい。
▲反対も同じようにおこないましょう
✔まとめ
エクササイズはどれも10回程度で結構です。1つ20~30秒ぐらいで終わるので、4つ全部やっても2分程で終わります。
最初にお話ししたように、肩こりは「 動かさないこと 」が何よりの罪なので、このエクササイズをこまめに回数多くおこなっていると、肩こりや頭痛は起こりにくくなります。
こういったことに加えて、ストレスを発散したり、お風呂に浸かったり、からだを温める食べ物なんかを摂れるとより効果的です。
肩こりにはちゃんとした原因があるというのを理解していただけでも、もう対策が出来たようなものです。
辛い肩こりや頭痛に悩まされているという方は、今日から試してみて下さいね~♪
最後になりましたが、今日の黒板はこんな感じでした。
2日間炎天下の中に居続けた僕が言うのもなんですが、このぐらいの暑さが続くと室内外問わず「 熱中症 」のリスクが高まります。室内ではクーラーを付け、扇風機で冷気を循環させて過ごし、室外では体温が上がり過ぎないようこまめに水分を摂り、日陰や帽子も活用して下さいね。#熱中症 #黒板同盟 pic.twitter.com/ylnJvEfyce
— だんじり祭好き鍼灸師 段上 功 (@hari9danjiri) July 18, 2017
また違った頭痛ですが、こっちも怖いので気を付けて下さいね~!
本日は以上です!それではまた明日~♪
頭痛やめまい、
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段上 功
- 1985年大阪市城東区生まれ。2児のパパ。妊活・ホルモンバランスの乱れ・自律神経症状といった『体質改善』を得意とする鍼灸師。明治東洋医学院の講師を務める並川一利氏に弟子入りし、4年間ほぼ無給で鍼灸治療を学ぶ。過去にお付き合いしていた女性がうつ病になり、鍼灸とカウンセリングで社会復帰をサポートした経験から、毎日何かに向き合い頑張る方が「 周りの目を気にせず、ほんの少し息を抜ける場所 」を作るため、地元・城東区鴫野に鍼灸院をオープン。おひとりずつの1日6名様のみ。500人規模のフェス「 縁日BBQ 」を主催。「 だんじり祭鍼灸師 」としてSNSでの発信を積極的におこない、ブログは2016年から7年超毎日更新中!SNS・ブログでの発信、鍼灸施術についてのアドバイスや講演も。元モデルの長姉、着付け講師の次姉の影響か、オシャレカフェやスイーツに目がない女子力高めな面も。