「何でおしっこは我慢しないといけないの？」

2017/08/11

こんにちは！大阪市城東区鴫野にある段上はり灸整骨院、野球好き院長の段上功(だんじょういさお)です＾＾

今日の黒板はこんな感じでした。

今日の高校野球は4試合すべてが好カード。ものすごく見たい試合ばかりですが、ほとんど見れそうにありません！これ以上天気が悪くならず、球児たちが全力でプレー出来る環境で野球をさせてあげたいですね！
お仕事の方もお休みの方も今日も楽しく過ごしましょ〜♪#黒板同盟 #高校野球 #甲子園 pic.twitter.com/Lyc6oTLmgD

— だんじり祭好き鍼灸師段上功 (@hari9danjiri) August 10, 2017

母校・城陽中学校出身で、鴫野東之町のだんじりの米子松陰のエース・辰巳くんが大阪桐蔭相手に頑張っていましたね。負けてしまいましたがまだ2年生なので、また来年甲子園に帰ってくることを楽しみにしています！

何でおしっこは我慢しないといけないの？

いきなりおしっこの話ですみません。笑

先日書いた( 「夕方になるとトイレに10回ぐらい駆け込むんです。」という小学生のお母さんからのご相談。 )ブログの続きのようなお話なので、まだご覧になられていない方は先に読んでみて下さいね。

まぁ、いちいち見にいくのは面倒くさいという方もいらっしゃると思うので、さらっとだけ書きますね。

先日、小児鍼に来てくれた小学生のこどもさん。

「夕方になるとトイレに行きたくなり、1時間程で10～15回も行くようになったんです。」と相談があり、治療させていただきました。

起こった要因は複数ありますが、一番大きなことは、初めて行った習い事の時、お母さんから「 初めてなんだからトイレは少し我慢しなさい」と言われたことでした。

結果的に2回おこなった施術の後から、そういった症状はほどんど無くなったそうです。

ですが、数週間たった今週の月曜日に連絡があり、また少し出てきたとのこと。

お母さんからお話を聞くと、またトイレの回数が増え、車やバスなどの乗り物に乗りたがらなくなったそう。

その子に「何で車はイヤなの？？」とボクが聞くと「車に乗ったらトイレに行けないから」と答えてくれました。

その後いつものようにゆっくりお話を聞きながら、そして楽しい話をしながら小児鍼をさせていただきました。結果、数日間は少し出ていたものの、昨日・今日は普段と変わらないぐらいまで改善したと報告をいただきました。

「でも、明日キャンプに行くのと、おばあちゃんのところに泊まりに行くのとあるので、またなってしまうんじゃないかと思ったら不安で不安で。」とお母さんがその子の前で言いました。

「大丈夫です。全く問題ないです！」とボクは答えました。お母さんは「ホントですか？？でも秋にも出て行く行事が… 」と言いかけたところで「大丈夫です！」と返しました。

何でボクがそんな自信満々に言ったのかご説明しますね。

そもそもその子が「車に乗りたくなり理由」ってなんだったでしょうか？

車に乗ったら「トイレに行けないから」でしたよね。

では、何でトイレに行けないと不安になるんでしょうか？

その根底には一体何があると思いますか？

それは「おしっこをちびったらいけない」という感情なんです。

おしっこをちびりたくないから、トイレにすぐに行けない車に乗りたくないんです。

でもね、おしっこなんてちびっていいんです。特にこどもさんは。

大人だってほんの少しぐらいちびることだってあるじゃないですか。ボクだってありますし、産後のママさんやご年配の方もそれを経験されています。

反対に、何でおしっこをちびったらダメなんでしょうか？

先日書いたそのブログの後に、たくさんの方から「治す方法を教えてほしい」と連絡がありました。

治す方法は本当に簡単です。

お父さん・お母さんが、こどもさんのために「我慢しなくていい状況」を作ってあげることです。

パンツの替えをいくつか持って行き「おしっこちびってもいいよ」と伝えてあげたり、拭く物やウェットティッシュを持って行くとか、シートが濡れてもいいように先にタオルを下に敷いておくとか。

「もしかしたらまたなるんじゃ… 」とか「早く治そうね」とか「我慢しなさい」みたいな言葉はこどもさんには掛けず、出来るだけ安心するような言葉を掛けてあげて下さい。治るのかな？って思っていても「治るから大丈夫」と伝えてあげて下さい。

こどもさんも悩んでいるんです。

だから、お父さん・お母さんからのその言葉が何より心強く、気持ちが楽になるんです。

お父さん・お母さんにとっても、もしかしたら初めての経験なのかもしれませんが、おしっこの回数が多くなるのもおねしょも「自分のこどもだけが… 」なんて思わないようにして下さいね。

どこの家庭でも、どんなこどもさんでも、何歳になっても起こり得ることです。

小さな小さな成功体験の積み重ねが自信につながり「治る」方向へと進んでいくので、優しい言葉を掛けてたくさん安心してあげて下さいね＾＾

本日は以上です！それではまた明日～♪

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段上功

段上功

1985年大阪市城東区生まれ。2児のパパ。妊活・ホルモンバランスの乱れ・自律神経症状といった『体質改善』を得意とする鍼灸師。明治東洋医学院の講師を務める並川一利氏に弟子入りし、4年間ほぼ無給で鍼灸治療を学ぶ。過去にお付き合いしていた女性がうつ病になり、鍼灸とカウンセリングで社会復帰をサポートした経験から、毎日何かに向き合い頑張る方が「周りの目を気にせず、ほんの少し息を抜ける場所」を作るため、地元・城東区鴫野に鍼灸院をオープン。おひとりずつの1日6名様のみ。500人規模のフェス「縁日BBQ 」を主催。「だんじり祭鍼灸師」としてSNSでの発信を積極的におこない、ブログは2016年から7年超毎日更新中！SNS・ブログでの発信、鍼灸施術についてのアドバイスや講演も。元モデルの長姉、着付け講師の次姉の影響か、オシャレカフェやスイーツに目がない女子力高めな面も。