歪みを作るのは骨ではなく筋肉。骨盤矯正や猫背矯正が必要ない理由を分かりやすくお伝えしました。
日本ハム・大谷翔平選手の来季からのメジャー挑戦を球団が了承しました。彼のプレーを日本で見れなくなるのは寂しいですが、新しいステージでどんな姿を見せてくれるのか楽しみに待ちたいですね。
こんにちは!大阪市城東区鴫野にある段上はり灸整骨院、野球好き院長の段上 功(だんじょう いさお)です^^
先日のブログにも書きましたが、世間の常識は「 大多数の普通 」という価値観によって決められます。
これはボクらの業界でも同じで、骨と筋肉に関してもそうなんです。
例えば、
骨盤が歪んでいるから痛みが出てくる。
矯正をしないと歪みは取れない。
なんていう考え方がそう。
ボクのところに来て下さっている方はホントのことを理解されていますが、これが「 一般的な考え方 」になっていますよね。
「 え?うそやん、そうちゃうの?! 」と感じた方は、もう完全に整骨院や整体院の術中にハマってしまっています。笑
噛み砕いてご説明しますね。
そもそも骨というものは「 自分で勝手に動く 」ということが出来ません。
「 よし、今日は昨日より思いっきり歪んでやるっ!! 」なんて思っても、そんなこと絶対に出来ませんよね。笑
骨は、必ず寄り添ってくれている「 筋肉というパートナー 」が隣に居ます。
その筋肉が「 こっちへ来てくれ 」とグイッとチカラを入れた時に、引っ張られてくっついてくるんです。
例えるなら、ファクス用紙とガムテープみたいなもんです。
何じゃそれって感じだと思いますが、ちょっと想像して下さいね。
ファックス用紙に、ガムテープをベタッとくっ付けて持ち上げると、紙はくっついてカンタンに持ち上がりますよね。
で、そのガムテープを急激に引っ張ると、ガムテープの茶色い部分に紙がくっついて、少しだけ紙が破けちゃいますよね。
▲思いっきり破けましたが。笑
それが、野球とかで言われる剥離骨折( 今は裂離骨折と呼ぶ )が起こるイメージです。
急に言葉が難しくなりましたが、ここまでは何となくイメージ出来ますよね。
そして次に、はがれにくいようにファックス用紙の裏側を、ガムテープでピタッと固定します。
▲テーブルに貼り付けました
そして、オモテ側の真ん中辺りにガムテープを貼って「 何度も何度もガムテープを上から引っ張る 」という行為を続けていると、だんだん紙が浮くように形を変えてきますよね。
それが人間でいう骨の歪み、骨盤の歪みです。
紙とガムテープの関係のように、骨にとってのパートナーは「 自分の意志で動かすことが出来る 」筋肉なんです。
写真を見ていただいてわかった通り「 歪み 」を作った根本の原因は紙ではなくガムテープなんです。
人間でいうなら、骨ではなく筋肉だということです。
なので、その歪んだ姿勢を戻すために「 エイヤッ!! 」と一人ないし二人掛かりで矯正したって、またすぐに元に戻るんです。
根本である筋肉にアプローチしていませんからね。
例えていうなら、頭痛が出た時に飲む「 痛み止め 」と一緒です。
では歪みを整えるのに大切なことは?
筋トレもしていないし、運動もしていないからそんなに筋肉を使ってないよと思うでしょうが、日常生活を振り返ってみると結構使っているものなんです。
例えばパソコンをしたり、スマホを触ったり、または、料理をしたり、赤ちゃんを抱っこしたりと、しっかりと「 自分の意志 」で筋肉を動かしていますよね。
それを毎日毎日繰り返していると、骨がその筋肉たちに引っ張られて正常な位置から逸脱し、歪みとなって出てくるんです。
ボクたちの生活はPCやスマホを触ることが多いですし、デスクワークや家事・育児にしても、手を前に置いて、頭を下げる動きが多いじゃないですか。
なのでその「 前側に動かす筋肉たち 」によって骨は引っ張られ「 猫背 」といわれる姿勢になってくるんです。
その引っ張っている筋肉を鍼やストレッチなどで緩めると、骨はフラットな位置に戻ろうとします。
でも、前に引っ張られる時間が長すぎるので、それだけでは足りません。
だからこそ、後ろ側に引っ張る筋肉を、筋トレやエクササイズなどをして付けていくことが大切なんです。
めんどくさいんですけどね。笑
でも、これをしないと姿勢は改善しません^^
これがわかっていたら骨盤や猫背の矯正なんて要らないでしょ?
「 骨盤矯正 」と言いながらも、ちゃんと筋肉にアプローチをしている先生も居られますし、骨だけに意識がいっている先生も居られます。
そういったところに行くのであれば、ヨガとかジムに通って筋肉に刺激を与えている方がよっぽど効果的です。
時間やお金は有限なので、有意義に使って下さいね^^
以上、矯正なんてしなくても自分のからだは自分で治せますよということをお伝えしたかったブログは以上です!
それではまた明日~♪
▼今日の黒板はこんな感じでした
7月からだんじりの度にお休みを頂いていますが、今月もです!笑
毎月すみませんっ!!その関係で混み合う日が出てきていますが、祝日診療の日もまだ空いていますので、上手くご活用下さいね♪台風の声も聞こえてきているので、食事・入浴・睡眠に意識を置いて、体調を整えておきましょ〜!#黒板同盟 pic.twitter.com/iCLDWjuAOp— だんじり祭好き鍼灸師 段上 功 野球バカ (@hari9danjiri) September 12, 2017
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段上 功
- 1985年大阪市城東区生まれ。2児のパパ。妊活・ホルモンバランスの乱れ・自律神経症状といった『体質改善』を得意とする鍼灸師。明治東洋医学院の講師を務める並川一利氏に弟子入りし、4年間ほぼ無給で鍼灸治療を学ぶ。過去にお付き合いしていた女性がうつ病になり、鍼灸とカウンセリングで社会復帰をサポートした経験から、毎日何かに向き合い頑張る方が「 周りの目を気にせず、ほんの少し息を抜ける場所 」を作るため、地元・城東区鴫野に鍼灸院をオープン。おひとりずつの1日6名様のみ。500人規模のフェス「 縁日BBQ 」を主催。「 だんじり祭鍼灸師 」としてSNSでの発信を積極的におこない、ブログは2016年から7年超毎日更新中!SNS・ブログでの発信、鍼灸施術についてのアドバイスや講演も。元モデルの長姉、着付け講師の次姉の影響か、オシャレカフェやスイーツに目がない女子力高めな面も。