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「 好き 」と「 個性 」が生んだ、二刀流・大谷翔平選手のメジャーリーグ挑戦物語。

こんにちは!大阪市城東区鴫野にある段上はり灸整骨院、野球好き院長の段上 功(だんじょう いさお)です^^

今日の黒板はこんな感じでした。

胃カメラを5回抜き差ししたことで疲れてしまったからだに、丁度良い癒しを与えて下さる言葉でした。笑

二刀流・大谷翔平選手のメジャーリーグ挑戦

日本ハムファイターズに所属する二刀流・大谷翔平選手が来季から活躍の場をアメリカメジャーリーグに移すことを明言しました。

「 二刀流なんて絶対にムリだ 」と言われていた中で、2016年には投手として10勝・防御率1.86、打者として打率.322・本塁打22・打点67と成績を残し、日本ハム球団と大谷翔平選手はそれを可能にし、メジャー球団が「 二刀流での起用 」を考えるまでの状態まで持ってきました。

本当に凄いことだと思うのですが、それが出来た一番の理由って率直に野球が好きだったからじゃないかなと感じています。

投げている時も、打っている時も、彼を見ていて感じるのは率直に「 野球を楽しんでいる 」というところ。

いつまでも「 野球少年 」のように、とにかく上手くなることに貪欲で、野球が好きで好きで仕方ないんだろうな、というのが見ていて伝わってきました。

それがあったからこそ、ここまで来れたんじゃないかなと思います。

好きという好奇心が生むチカラ

2012年にドラフト指名された当時、ほとんどの球界関係者が「 どっちかに絞るべき 」「 プロの世界はそんなに甘くない 」「 野手の方がいい 」「 投手に専念すべきだ 」と散々言っていました。

それに対して彼が「 打つのも投げるのもどっちも好きなんです 」と答えると「 好きだけでやれる世界ではない 」と苦言を呈されていました。

たしかに、その当時、球界関係者が「 出来ない 」と口を揃えていった理由もよく分かります。

なぜならそれを可能にした選手が過去にほとんど居なかったからです。

これまでにも投打ともに才能のある選手はたくさん居ましたが、どちらの部門も圧倒的な成績を残せた選手は一人も居ませんでした。

やはり、プロの世界は甘くはありません。

中学や高校、大学や社会人で輝かしい成績を引っ提げてドラフト指名された選手が、野手一本、投手一本に絞って挑戦しても、思うように結果が出ない世界。

その世界で、投打ともにどっちも好きだからチャレンジしたい、というのは確かに難しい話ではあります。

ピッチングとバッティングの両方を同じ練習量で同時に並行するとなると、一つに掛けられる時間が短くなり、他の選手よりも成長スピードが遅くなってしまいます。

成長スピードが遅くなるということは、どちらも中途半端になり得る可能性も出てきますし、誰もが認める才能が不完全燃焼で終わってしまうと考えたからこそ、球界関係者は苦言を呈したのではないでしょうか。

ですが、そんな周囲の声を突っぱねてチャレンジし、そして彼は見事それを可能にしました。

時間の使い方や適応能力が他の選手より優れているのはあるのでしょうが、何よりも「 野球が好き 」であったことが、他の選手よりも少ない時間で、どちらとも大幅に成長させることが出来たのではないでしょうか。

好きだからこそ、努力を努力と思わずに邁進し続けることが出来た。

もし仮に、自分の気持ちを尊重してもらえない環境で、球団や監督に「 投手をやれ 」「 野手として生きろ 」と言われていてプロ野球生活をスタートしていたら、投手もしくは野手で、これだけの成績が残せたかどうか怪しいですよね。

日本ハムの温情

「 メジャーに挑戦したい 」と語っていた当時高校三年生の大谷翔平くんを強行で指名した日本ハム。そこには、彼の夢である二刀流でのメジャー挑戦を後押ししたいとの想いがあったと聞きます。

今回の会見でも「 この5年間はまわり道ではなかった 」と球団も本人も話していましたが、ホントにその通りで、強行指名をした責務は十分すぎるほど果たしたのではないかと思います。

誰もが彼の才能には惚れ込んでいましたが、まさかここまでの成績を残し、メジャー球団に二刀流を認めさせるところまで来るとは思っていませんでしたよね。

才能あふれる選手を、マンガの世界から飛び出したような選手になるまで輝かせたのは、他の誰でもなく、一番近くで見て来た栗山監督であり、日本ハム球団でした。

日本の野球は昔から、ボールを正面で取れとか、からだが小さい選手はバットを短く持ちなさいとか、ランナーを進めるために自分を犠牲にしてバントをしなさいとか、少年野球時代からずっと叩き込まれるという節があります。

ですが、アメリカやドミニカ、プエルトリコなどの国と対戦し、それだけでは対応できない部分を近年のWBCを含めた国際大会で経験してきました。

今、横浜DeNAの筒香選手や元・ヤクルトの宮本氏なんかは、それを問題視し、こどものうちは伸び伸びと投げ、守り、走り、打つということを大事にすべきだと提言しています。

一般的な型にハマった選手を作るのではなく、個性を伸ばし、伸び伸びと楽しくプレーさせることによって、将来大きく羽ばたく選手が生まれるのではないか、と。

今回のこの大谷翔平選手の二刀流に関しても、余りある才能を球団や監督が「 個性 」として生かしたことが何より良かったのではないでしょうか。

ボクらのような一般的な仕事でも当てはまるように感じますが、誰かに強制されたわけでなく、自分が選んだ好きなことをとことん満足するまでやる、というのは時に大きな力を発揮することがあります。

それを誰よりも体現した大谷翔平選手。

この5年間で誰もが想像し得なかったステージまできた彼の姿が、メジャーの舞台でどう羽ばたいていくのか今から楽しみですね!

仕事に関係ないですが、書きたくて書きたくて仕方なかったので、大谷くんのことを書きました。これもボクの「 好き 」と「 個性 」です。笑

そんな風に上手くまとめたような気になってブログを終えたいと思います!

本日は以上です!それではまた明日~♪

段上 功

段上 功
段上 功
1985年大阪市城東区生まれ。2児のパパ。妊活・ホルモンバランスの乱れ・自律神経症状といった『体質改善』を得意とする鍼灸師。明治東洋医学院の講師を務める並川一利氏に弟子入りし、4年間ほぼ無給で鍼灸治療を学ぶ。過去にお付き合いしていた女性がうつ病になり、鍼灸とカウンセリングで社会復帰をサポートした経験から、毎日何かに向き合い頑張る方が「 周りの目を気にせず、ほんの少し息を抜ける場所 」を作るため、地元・城東区鴫野に鍼灸院をオープン。おひとりずつの1日6名様のみ。500人規模のフェス「 縁日BBQ 」を主催。「 だんじり祭鍼灸師 」としてSNSでの発信を積極的におこない、ブログは2016年から7年超毎日更新中!SNS・ブログでの発信、鍼灸施術についてのアドバイスや講演も。元モデルの長姉、着付け講師の次姉の影響か、オシャレカフェやスイーツに目がない女子力高めな面も。

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