親切と犯罪の境界線。7歳差が生んだ悲劇の物語。
2019/02/08
大谷翔平選手が日本のファンに向けて、惜別のメッセージを送りました。応援して下さるファンの方の想いを載せて世界一の選手になってきますという言葉に、彼の優しさと強さが表れていましたね。メジャーでの活躍を期待しています!
こんにちは!大阪市城東区鴫野にある段上はり灸整骨院、野球好き院長の段上 功(だんじょう いさお)です^^
今日の黒板はこんな感じでした。( 上手く表示出来ないため、一時削除中です )
やっとファミリーマートがオープンですね。
これで迷う方も少なく、そして不便さも改善されますね。またお世話になります!!
親切と犯罪の曖昧な境界線
今日お話しする内容は作り話ではなく、本当の話です。
一部では、金の亡者 酒に飲まれる酒屋とも呼ばれるA氏と、カフェ好きな鍼灸師・B氏とのある物語。
ただ、お話をする前に押さえておいてほしい点は、A氏とB氏は「 とあるブログ塾 」で同期でありながら、B氏はA氏よりも「 7歳も年下 」であるというところである。
野球の先輩と後輩で例えるなら、1個上は思っていることも言えない存在であり、2個上なら目も合わせれないに当たる。
7個上ともなると「 崇拝域 」に当たる5個上の「 松坂世代 」よりもまだ2個も上に当たり、存在時代がまぶしく感じる程だ。
ある日の夕方、だんじりが好きな鍼灸師・B氏は、何気なくこんなツイートをおこなった。
今日のブログも書けました〜。
知らぬ間に増えていくステッカー達。パソコンの外側のかなり部分を占めてきたので、一番大きい左上のステッカーを外そうと思います!うん、絶対そうしよう!#タニーズ #甘酒屋@tanys_nakagawa pic.twitter.com/FIzkPXqb5S— 段上 功|だんじり祭鍼灸師@虎党 (@hari9danjiri) December 21, 2017
その7つも歳上のA氏に直接面と向かって言えないまでも、SNSという文明の利器を介して、遠回しに自分の想う気持ち( ステッカーが場所を取っているということ )をつまびらかに表現してみた。
すると、思ってもみない方から市民権を得た。
絶対そうしよう!!
— 山地英登 うどんの館大庄屋 優しい専務 (@hidetoyamachi) December 21, 2017
別の7歳上の先輩からの後押しだった。
絶対そうしていいんだ、と思った矢先、
金の亡者A氏に見つかり、こんなツイートが返ってきた。
張り替えって事やね!!
了解!お酒と一緒に送ります!! https://t.co/KG9lHSCdYh— 中川浩行 お酒のタニーズ 専務 ビールの鬼 (@tanys_nakagawa) December 21, 2017
は、貼り替え?!
字が「 太鼓の張り替え 」になっていることにはここでは敢えて触れないが、予想をしていないまさかの出来事が起こった。
というのも、パソコンに貼ってあるあのステッカーは「 甘酒を買った人に対してのノベルティ 」であり、貼り替えるということは即ち「 甘酒を購入する 」ということであるのだ。
ま、まさかの売込み…。
いや、むしろ押し売り…。
「 まじかよ…。 」と、心の声が出るか出ないかのタイミングで、野球好きな鍼灸師・B氏の頭の中をある一連の出来事がよぎった。
普段お酒を飲まない鍼灸師のB氏は、A氏が初めてSNSでお酒を売り始めた際に、親にプレゼントするためにと真っ先に購入した。
そして今や1500本前後売れたという噂の甘酒も、告知後すぐに購入した。
だがその後に、A氏のホームアイランドである香川県にB氏が行った際には、多分なるご配慮をいただいた。
また、B氏の5周年記念タオル発売の際には、タオルを即座に購入して下さった。
A氏は普段スマホばかり触っていて、仕事中には汗を一切かかないのに、だ。
この状況を踏まえて全体を俯瞰して見てみると、毎日ブログを書いているB氏は、ハイボール好きなA氏に対して「 ほんの少し借りがある 」と感じた。
「 これではいけない 」と思ってB氏はこんなツイートをしてみた。
で、では…甘酒3本でお願いします!!#押し売りの経済 https://t.co/lnfUBvNdAU
— 段上 功|だんじり祭鍼灸師@虎党 (@hari9danjiri) December 21, 2017
すると、時間にして約9分。
金の亡者A氏はすかさずこんなツイートを返してくる。
なんだか、いつもありがとうございます!!
— 中川浩行 お酒のタニーズ 専務 ビールの鬼 (@tanys_nakagawa) December 21, 2017
さすがはA氏。
スマホを常に離さず持っているだけあって、レスポンスがとにかく早い。
ただ、この出来事に満足をしたのか、この後一切連絡が返ってくることはなかった。
だからこそ、果たして本当に送られてくるだろうか、もしかすると送られてこないのではないか、と感じ、夜も眠れないような気がしていた。
不眠症で頭を悩ませる暇もないほどすぐにその甘酒が届いた。
さすがは「 金とハイボールには糸目をつけない 」と巷で言われるA氏、本当に抜かりがない。
届いた請求書を手に持ち、B氏はすぐさま振込に行った。
そんな請求書と共に入れられた手紙にはこんな言葉が記されていた。
押し売りの経済…。
「 ギネス記録 」にもなろうかと噂される甘酒はかくして売れたのか、と頷きたくなる "感謝の手紙” であった。
また、今回の発端となった外す予定であったステッカー。甘酒を売ることに目がくらんで、きっと忘れてるだろうと思っていたら、ちゃっかりと封入されていた。
それも1枚ではなく種類別に計3枚。
抜かりないにもほどがある。
例えばの話だが、これを仮にパソコンに貼ったとしたらこんなことになる。
これだけは避けたいので、A氏には申し訳ないが貼らずに眠らせていただくことにする。
そんな想いを抱えながらも、八方美人なB氏は世間に向けてこんな写真を撮り、ツイートした。
健康食品のCMによくある「 アレ 」のように。
するとすぐにA氏からレスポンスがあった。言うまでもないが、連絡を取るのは購入時のやり取り以来である。
またいつでも声かけて下さい!!直ぐに送りますから!! #押し売りの経済 https://t.co/KEIwUxA0lx
— 中川浩行 お酒のタニーズ 専務 ビールの鬼 (@tanys_nakagawa) December 23, 2017
本当に恐ろしい人である。
ただ、これだけの事実があっても、B氏とA氏には「 壁 」があり、決して意見をすることは許されない。
相撲の世界であればきっと「 ごっつぁんです 」と答えて終わるだろう。
そんな状況であっても、間を掛け合ってその出来事をメディアにアピールしてくれる親方のような存在もB氏には居ない。
だからこそ、唯一自己主張が出来るツールであるブログで想いの丈を述べている。
今は未だ見ている方が少ないページではあるが、いつかこのブログが日の目を見ることがあると信じて、ひっそりと、誰にも気付かれない形で、今回のこの出来事をブログに残しておこうと思う。
7歳差が生んだ親切と犯罪の境界線、そして優しさと押し売りの境界線を、あなたならどう感じますか?
甘酒を買うなら、香川県の酒のタニーズへ
段上 功
- 1985年大阪市城東区生まれ。2児のパパ。妊活・ホルモンバランスの乱れ・自律神経症状といった『体質改善』を得意とする鍼灸師。明治東洋医学院の講師を務める並川一利氏に弟子入りし、4年間ほぼ無給で鍼灸治療を学ぶ。過去にお付き合いしていた女性がうつ病になり、鍼灸とカウンセリングで社会復帰をサポートした経験から、毎日何かに向き合い頑張る方が「 周りの目を気にせず、ほんの少し息を抜ける場所 」を作るため、地元・城東区鴫野に鍼灸院をオープン。おひとりずつの1日6名様のみ。500人規模のフェス「 縁日BBQ 」を主催。「 だんじり祭鍼灸師 」としてSNSでの発信を積極的におこない、ブログは2016年から7年超毎日更新中!SNS・ブログでの発信、鍼灸施術についてのアドバイスや講演も。元モデルの長姉、着付け講師の次姉の影響か、オシャレカフェやスイーツに目がない女子力高めな面も。