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技術の上手・下手が透けて見える時代。お寿司と鍼灸。

高校生・大学生・社会人の有望選手たちが続々とプロ志望届を提出していますね。大船渡・佐々木投手と星稜・奥川投手が大きな注目を集めましたが、プロの世界で活躍するかはまだ誰もわかりません。これから伸びる選手も居るでしょうし、今後を楽しみにしたいですね。

こんにちは!5日目に届いてしまった立ち上がらないパソコンを、その道である友達に遠隔で見てもらったら「 修理対応やわ 」という言葉を投げかけられてしまった鍼灸師のだんじょーです。

今日の黒板はこんな感じでした。

お酒も飲まないし、昔のことでもわりと覚えているタイプの人間なので、友達からは「 記憶屋 」と呼ばれておりますが、たまにこういうミスも犯してしまいます。そんな清々しい朝でした。

さて。

スマホの普及により景色が大きく変わった現代社会。SNSの台頭により遠かった人とも近く感じるようになり、また技術の上手・下手も「 可視化( 目で見てわかるように ) 」されてきましたよね。

例えばお寿司。

どのレベルがすごくて、どういうものが高いのかよくわかりませんでしたが、グルメな方が投稿するお寿司をずっと眺めていると、ある程度「 この感じのお寿司が高いところなのか 」ということがわかるようになってきます。

見た目とか握り方とかでですね。

寿司仙人さんというインスタグラマーさんが投稿し、良い・悪い、美味い・まずいをハッキリと伝えていく姿を見ていると食べてもないのに段々目が肥えてくるんですね。

料理も芸術品も、上手い人がおこなったものは所作や形が美しい。それは写真や動画を通せば見えてしまうもの。はじめは分からなくても、見ているうちに違いが何となく見えてくる。

ここ最近思うのが、それは我々鍼灸業界も同じだってこと。

僕たちプロが見れば技術の上手い下手は手や写真を見ればすぐにわかりますが、まもなく一般の方もそれがわかる時代に突入すると感じています。それぐらい皆さん知らず知らずのうちに目が肥えてきている。

例えばお灸。

「 せんねん灸 」という「 家庭で危なくなくセルフケアが出来るお灸 」がヒットし、それが段々とメジャーになってきておりますが、現代では、家庭で一般の方が簡単に使えるお灸を「 鍼灸のプロ 」が使って「 鍼灸治療をしています 」とお金を取っているのが多いんですね。

簡単に言うと、こだわりの頑固親父がやっているラーメン屋さんでこっそりインスタントラーメンを提供して高いお金を取っているようなもの。

冷凍の調理品を提供するチェーン店の居酒屋さんがあるように、そんな鍼灸院があってもたしかに良いとは思います。ま、僕はやらないですけどね。

だけどせめて、鍼灸の学校に通っている「 学生の間 」は「 もぐさ 」をしっかり捻って「 お灸を据えられる鍼灸師 」になってほしいなと思います。

先日も開業相談にきた鍼灸師の方が「 お灸捻ってるんですね! 」とビックリされたぐらい、免許を取ってお灸を据える先生は少ない。だけどもうそれに気付かなかった一般の方々の目が肥えてくるのも時間の問題。

少しずつ陽の目を見るようになってきている時代だからこそ、誤魔化さず、そろそろ鍼灸業界のレベルを上げていきませんか?

そんな戯言を書いても小さな努力を始めようとする人はほぼ居ません。だからこそ大きな差が生まれるんです。継続は力なり。注いだ時間は無駄にならないので、騙されたと思って走り出してみて下さいね^ ^

本日は以上です!それではまた明日〜♪

段上 功

段上 功
段上 功
1985年大阪市城東区生まれ。2児のパパ。妊活・ホルモンバランスの乱れ・自律神経症状といった『体質改善』を得意とする鍼灸師。明治東洋医学院の講師を務める並川一利氏に弟子入りし、4年間ほぼ無給で鍼灸治療を学ぶ。過去にお付き合いしていた女性がうつ病になり、鍼灸とカウンセリングで社会復帰をサポートした経験から、毎日何かに向き合い頑張る方が「 周りの目を気にせず、ほんの少し息を抜ける場所 」を作るため、地元・城東区鴫野に鍼灸院をオープン。おひとりずつの1日6名様のみ。500人規模のフェス「 縁日BBQ 」を主催。「 だんじり祭鍼灸師 」としてSNSでの発信を積極的におこない、ブログは2016年から7年超毎日更新中!SNS・ブログでの発信、鍼灸施術についてのアドバイスや講演も。元モデルの長姉、着付け講師の次姉の影響か、オシャレカフェやスイーツに目がない女子力高めな面も。

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