量販店・ヤマダ電機で感じた、小さなお店との違いとボクの考え。
170センチという小柄な体格ながらプロ野球歴代3位となる567本のホームランを放った門田博光氏。小さい体でいかに強く打球を飛ばすか考えて重たいバットでスイングを繰り返していたそう。実績を残したレジェンドの言葉は説得力がありますよね。
こんにちは!お正月特番のリアル野球BANを見ていてブログの更新が遅れてしまった鍼灸師のだんじょーです。危うく連続更新が途絶えるところでした。
さて。
お正月は「 朝からお酒を飲んで 」という方も多いかと思いますが、ボクはお酒を飲まないので「 車に乗れる 」という特権があります。ということで、生まれて初めて「 お正月特売の広告の品 」を目的にヤマダ電機までひとっ走りしてきました。
年賀状を刷った後に潰れっちゃったので、新しいものを買いに。
早起きして開店後すぐに行ったお陰で「 日本で一番安い価格 」で良い機種を買うことが出来ました。ちょっとクセになりそうです。
何十万人の方に知っていただくことより、あなたのお店に行きたいという方を大切にしたい
プリンターを買おうとしてレジ前で並んでいると、ボクの後ろに並んでいたご年配のご夫婦が何やら声を荒げていたんですね。よく聞くと「 中身を見せろよ! 」と叫んでいる。
物は福袋。
「 いやいや、そりゃ無理でしょ。笑 」って後ろを振り返らずに心の中で思っていたんですが、年配の男性は「 そんなもん先に言え!出来ないんだったら帰るぞ!! 」と続ける。
それでも店員さんは丁寧に対応。福袋のしくみの説明、特例ということが出来ない旨を伝えますが、ご夫婦の怒号は鳴り止まない。
最終どうなったか結果を知る前にボクはプリンターの清算を済ませ、お店を出て行ったのですが「 大きなお店のリスク 」というのはここだなって一人で振り返っていました。
▼家でおすましをいただきながら
「 商店街の中にある個人のお店 」ではなく「 全国展開する量販店 」なので、前者に比べて後者に必要なのは、圧倒的な売上。
店舗ごとに成績も出るでしょうし、月ごとのノルマや売った分に対するボーナスもあることでしょう。だから彼らは少しでも多くの「 売上 」を上げなきゃいけない。
もちろん商店街の中にある小さな個人のお店の方にも生活があるので売上は必要。だけど決定権は「 上役の方 」にないので「 オーナーさんの感覚 」という部分を大切に出来る。
▼初期設定も完了しました
もし、ボクの鍼灸院に通りすがりで来られた方が同じように大声を上げ、どなり散らして他の方に迷惑を掛けていたとしたら「 融通の利くチェーンの整体院さんかマッサージ屋さん 」をご紹介した上で、お帰りいただくはず。というより間違いなくお帰りいただきます。
その状態でお身体を診させていただいてもお互いに楽しくないし、タダじゃないので限りある時間もお金も勿体ない。
ボクらのような小さなお店は対応できる人数も限られている。だからこそ、数十万人の方に知っていただいたり、来ていただくことは現実的に不可能。
そこにエネルギーを注ぐよりも「 あなたのところで治療を受けたい 」と言って下さる数少ない方に、時間を遣いたいなとボクは思います。
それが出来るのも個人のお店の特権。量販店さんやチェーン店さんでは出来ないこと。
以前、一気に5名の方をご紹介して下さった方が「 先生の鍼灸しか受けたことないから施術が上手いかどうかわからへんのやけど、毎回丁寧に、しっかり診てくれるで 」って伝えて下さった方がいらっしゃったんですね。
自分の中ではすごく大切にしている部分。
ボクはこの言葉がすごく嬉しくて、もう3年ほど前になるんですけど、今でも鮮明に覚えているんですね。
今のところ店舗展開していく予定もなく、2020年も「 ごく少数の限りある人数の方 」を診させていただく予定です。なのでこの考え方や対応は今年も変わりません。
「 数十万人の方の身体を良くすること 」は不可能ですが「 たった一人の方の生活をほんの少し明るく彩ること 」は可能だと思うので、帰り際に「 あぁ、今日も行って良かったな 」「 明日からまた頑張ろう 」と思っていただけるように、今年も毎日楽しみながらお仕事をしていきたいなと改めて感じました。
長くなっちゃいましたが「 ヤマダ電機の清算待ち 」で感じたのは概ねそんなことでした。
本日は以上です!それではまた明日~♪
※新年は1月4日(土)よりスタート致します
城東区・段上はり灸治療院は、
血の巡りを改善して「 治すチカラ 」を高め、薬に頼らない健康的なカラダへと
体質を整えていく鍼灸院です
慢性の頭痛や不眠症、
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段上 功
- 1985年大阪市城東区生まれ。2児のパパ。妊活・ホルモンバランスの乱れ・自律神経症状といった『体質改善』を得意とする鍼灸師。明治東洋医学院の講師を務める並川一利氏に弟子入りし、4年間ほぼ無給で鍼灸治療を学ぶ。過去にお付き合いしていた女性がうつ病になり、鍼灸とカウンセリングで社会復帰をサポートした経験から、毎日何かに向き合い頑張る方が「 周りの目を気にせず、ほんの少し息を抜ける場所 」を作るため、地元・城東区鴫野に鍼灸院をオープン。おひとりずつの1日6名様のみ。500人規模のフェス「 縁日BBQ 」を主催。「 だんじり祭鍼灸師 」としてSNSでの発信を積極的におこない、ブログは2016年から7年超毎日更新中!SNS・ブログでの発信、鍼灸施術についてのアドバイスや講演も。元モデルの長姉、着付け講師の次姉の影響か、オシャレカフェやスイーツに目がない女子力高めな面も。