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「 長堀橋・鮨shizukuさん 」で見た圧倒的な技術とパフォーマンスから、鍼灸師が学んだこと。

西武に復帰した松坂大輔投手がオープン戦で移籍後初登板。全盛期のボールとは勢いは違いますが、セットポジションでのバランス、タイミングの外し方、変化球はすごく良かったんじゃないかなと思います。打線が強力な西武でどれだけ勝ち星を挙げられるか楽しみですね。

こんにちは!からだを温める大切さをだんじょー先生から教わって毎日湯船に浸かっていますという連絡をいただいて、終始顔がほころんでいる鍼灸師のだんじょーです。

今日の黒板はこんな感じでした。

最近はジンジャエール辛口に飽き足らず、オレンジジュースにまで手を出してしまっております。

お酒が飲めるって素敵なことですが、お酒が飲めなくても捉え方でどうとでも楽しくなるものです^^

果たして僕は、その価値を提供出来ているのかどうか

昨日は友達から声を掛けていただいて、色んなお店のオーナーさん( 縁日BBQに出ていただく方も多い )や会社経営者の方々が集まる「 貸切グルメ会 」に参加してきました。

伺ったのは大阪・長堀橋にある鮨shizukuさん。予約の取れないお鮨屋さんとして界隈を席巻する超名店。

隠す必要もないので敢えて金額も書いておこうと思う。昨日のお会計はひとり2万4千円だった。

参加しているお店のオーナーさんや歯科医の先生、凡人では考えれない規模の高級車に乗る社長さんたちから色んなお話を伺い、また縁をいただけたことを考えれば「 フリーペーパーやネット上に数万円の広告を掛ける 」ことよりも、有意義だと個人的には思う。

だけどそんなことを抜きにして「 目の前でお鮨をいただくという部分 」だけ見ても、2万4千円の価値は充分にあったと感じる。

▼箸置きは季節に合わせて、サクラを用意したとのこと

ボクは弟子時代、給料なしの無給で勉強していた。交通費として月に1万円をいただけていたので、実際の交通費3万円から差し引いた「 マイナス2万円からの生活 」を続けていた。

仕事が終わった夜21時、22時以降からアルバイトをして夜中2時頃まで働いて生活費を補填。お昼ご飯にパンを買う際は高くても300円まで、吉野屋の牛丼はつゆだくでお腹を膨らせ、2ヶ月に1度ほどだけ半熟卵を乗せて贅沢をした。

高いお金をいただくということ

どこにお金を掛けるのかは人それぞれである。

洋服なのか、食べ物なのか、住む場所なのか。それともライブやスポーツ観戦なのか、貴金属なのか。

ボクの鍼灸院でも現在、5500円、8250円、11000円という3つの価格帯を用意している。

中でも最も割合が高いのが8250円のコースなので、世間一般で見れば金額は高い方だと思うし、中には11000円のコース( 美容鍼 )を2週に1度楽しみに受けに来て下さる方も居る。

その方は毎月1回こちらのお鮨を食べているのと金額的には変わらない。

だからこそ「 ある程度高いお金を払ってサービスを受ける 」ということも経験してないといけないと思う。そしてそこから感じれる部分を自分の仕事に置き換えないといけなと思っている。

そう感じながら出てきた1品目のイカ。

見るからにフォルムが美しいのですが、職人から先に前置きがあった。

「 イカに600回包丁を入れている 」と。

そして加えて「 ウチのお米は少し固めにしていて最後にお米の粒が口の中に残るように設計している 」と続ける。

どうだろう、意識がもう「 イカの舌触り 」と「 お米 」にしかいかない。口の中に何も無くなる瞬間までずっとその感触を確かめていた。

刃入れの技術もそうだけど、魅せ方が素晴らしい。

▼今でも鮨を握る時は少し緊張するという、この道25年の三上さん

お鮨が美味しいのは言うまでもない。だけどそれ以上に「 楽しんでいただきたい 」とか「 喜んでいただきたい 」という想いが溢れてくるような素晴らしいサービス。

この美しい鮪もとにかく美しいし、美味しい。でもそれよりも先に、十何年も継ぎ足しているという醤油漬けの鮪とシャリの間に小さな赤いものを入れているのがすごく気になった。

それは昆布締めにした鮪だった。

「 アミノ酸とグルタミン酸の掛け合わせを楽しんで下さい 」という三上さんの想いがあるとのこと。

おそらくもう変態の域、いや、変態だと思う。笑

だけどそれだけの「 自分の中にある当たり前のこだわり 」を伝えるか伝えないかでも受け取る側の価値って大きく変わるんだなということをすごく学べた。

▼関サバのミルフィーユ仕立て

関サバを丁寧に丁寧に薄くスライスし始めたので何が始まるんだろうと思っていたら、仕上がりがこちらだった。

新鮮過ぎる関サバは普通に切っても硬過ぎて口の中に残るので、小さく薄くスライスして重ねて提供しているとのこと。もはやアート。いや、エンターテインメントの世界。

▼鰻も美味しいし、陶器も美しい

何だろう、お鮨を食べに来ているのに終始ワクワクが止まらなかった。

サービスを提供するってこういうことなんだろうなと強く感じた。

だけど大将が「 寿司職人はお寿司を握ることだけに神経をそそぐべき 」「 ボクらは技術だけを磨いてきたから 」という言葉がすごくボクの中で響いた。

お寿司の世界とボクが弟子入りした鍼灸の世界と非常によく似ている。

技術は絶対に大事。だけどそれだけではお店を何十年も運営していけない。

技術畑の人間だからこそ、時にはこういった素敵な空間でご飯を食べたり、質の高いサービスを受けたりしないといけないんじゃないかなと。

最後の雫一滴まで心を込めて提供していますというのが「 鮨shizuku 」という名前の由来とのこと。

まだまだ感じた気付きや小話もたくさんあるんですが、全てが全てこの場で伝えるべきではないかと思うので、ぜひ一度皆さまも何かの機会に体感してみて下さい。

三上さんが想像を絶するようなサービスで還してくれるはずです^^

本当に楽しい時間でした!皆さまありがとうございましたっ!!

本日は以上です!それではまた明日~♪

 

城東区・段上はり灸治療院は、
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段上 功

段上 功
段上 功
1985年大阪市城東区生まれ。2児のパパ。妊活・ホルモンバランスの乱れ・自律神経症状といった『体質改善』を得意とする鍼灸師。明治東洋医学院の講師を務める並川一利氏に弟子入りし、4年間ほぼ無給で鍼灸治療を学ぶ。過去にお付き合いしていた女性がうつ病になり、鍼灸とカウンセリングで社会復帰をサポートした経験から、毎日何かに向き合い頑張る方が「 周りの目を気にせず、ほんの少し息を抜ける場所 」を作るため、地元・城東区鴫野に鍼灸院をオープン。おひとりずつの1日6名様のみ。500人規模のフェス「 縁日BBQ 」を主催。「 だんじり祭鍼灸師 」としてSNSでの発信を積極的におこない、ブログは2016年から7年超毎日更新中!SNS・ブログでの発信、鍼灸施術についてのアドバイスや講演も。元モデルの長姉、着付け講師の次姉の影響か、オシャレカフェやスイーツに目がない女子力高めな面も。

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