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ヒストリー 日記

生野菜が苦手になった "ヨシくん家の雑草” を食べたお話。

米・マリナーズで会長付特別補佐兼インストラクターを務めているイチロー氏が20度目のキャンプイン。もう選手ではないですが現役時代と変わらぬ立ち姿、しなやかな身のこなしを見るだけでも彼の凄さがわかりますよね。

今日の黒板はこんな感じでした。

谷町四丁目の小皿焼肉ハラミ♡タンさんの店長・浅野広大くんを街で見かけると「 ドリンク1杯サービス 」という企画( SNSにアップすれば2杯サービス )がにわかに話題ですが「 浅野くんがわからない 」という方向けに特徴を書きました。

( 詳しくは店舗Instagramへ )

生野菜が苦手になったヨシくん家の雑草問題

最近はずいぶんと食べられるようになったのだけれど、昔は本当に苦手だった。

いや、今も決して得意ではなく、ハンバーグやお肉など「 味の濃い物 」と一緒でないと"それ単体”ではあまり気分は進まない。

他でもない、生野菜の話である。

そこに至るまでにはキッカケがあって、それはちょうど30年前、ボクが5~6歳だった幼少期の"ある経験”があったからである。

小学校2年生の頃に今の地域の学校に転校してきたので、引っ越す前、すなわち6歳以前の出来事。

昭和の香りをふんだんに纏( まと )った当時住んでいたハイツは、同世代のお兄ちゃんお姉ちゃんたちで溢れていた。

団塊の世代と呼ばれた方々が親となったのだからこどもの数も多くて不思議ではない。

住んでいたハイツの大家さんの息子さんがボクと同い年だった。名前はヨシくん( 実名 )。記憶が正しければ一休さんのような丸刈りで素朴な雰囲気の少年だった。

虫取りや外で遊ぶことが好きだった彼とは気が合い、よく一緒に遊んだ。

そんな彼の家はハイツの1階にあり、決して大きくはないが大家さんの特権として"お庭”があった。

そこで2人で虫を取ったり、捕まえてきたバッタを放したりして遊んでいた。

しかしながらいつも決まってヨシくんは、遊びながらもお庭に生えている葉っぱをちぎり、それを口の中に頬張り、むしゃくしゃと咀嚼音を立てるという行為を常日頃からおこなっていたのある。

プチトマトや食用のキノコではない、お庭に青々と元気いっぱいに育った"雑草”である。

ボクに今の知識があればわかるのだが、当時はまだ5~6歳。一休さんのような純朴な少年が毎度毎度目じりを下げながら笑顔で食べるものだから、それが気になって確認してみたことがあった。

「 ヨシくん、それ美味しいの? 」

ヨシくんは即座に「 うん!美味しいよ!いさおくんも食べてみたら? 」と返してそれを手渡してきた。

勧められるがままに、ヨシくんが美味しいと評する"雑草という名の草”を口の中に入れてみた。

「 ゔ、ゔげぇっ…。。 」

今思えば当然の結果である。そこには美味しさのカケラもなく、とにかく青臭く、胃の中の内容物がすべて出てくるような味だった。

これは食べるものじゃないと、その時初めて気づいた。

それからレタスやキャベツや白菜、ほうれん草や小松菜といった野菜が雑草と同じ物のように感じるようになって嗚咽( おえつ )を繰り返した。

しかしながら学校の給食は容赦なしに生野菜攻撃を仕掛けてくる。これを胃の中に沈めるためには何かで中和させてなくてはいけない。

そう感じたボクは当時何よりも好きだった「 牛乳 」で生野菜を流し込んだ。これが上手く功を奏した。

小学校高学年頃になってからは野菜不足解消として母親が買ってくれた冷凍の青汁をよく飲んでいた。

もちろんそれ単体では飲めないのだが、牛乳の力を借りれば美味しく飲むことが出来た。

それぐらい中和能力の高い牛乳の力を借りながら少しずつ少しずつ生野菜との戦いに打ち勝っていった。

近しい友達はこのエピソードを知っているが、ブログとして書き記したのは初めてである。ウソ偽りない実話である。

ここまで読み進めると先日の記事で山形県・井上農場さんの小松菜を買った際に「 生で食べて下さい 」というフレーズがどれほどまでにキラーワードだったかどれだけ想像に難くないだろう。

しかしながらそんなワタクシだんじょーでも美味しく食べることが出来たのだから、こちらの小松菜はきっと皆さまの食卓を楽しく彩ってくれるはずである。

( 井上農場さんページはこちら )

~あとがき~

最近カタイ記事が多く、ゆる~い内容の投稿をしたかったのでボクの過去の話をしました。

小学校1年生以来 "ヨシくん”には会っていませんが、今も雑草を食べているのか元気にしているのか気になるので、またどこかで会えたら嬉しいです。

他愛ない記事ですが最後までお読みいただきありがとうございました。

本日は以上です!それではまた明日~♪

 

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段上 功

段上 功
段上 功
1985年大阪市城東区生まれ。2児のパパ。妊活・ホルモンバランスの乱れ・自律神経症状といった『体質改善』を得意とする鍼灸師。明治東洋医学院の講師を務める並川一利氏に弟子入りし、4年間ほぼ無給で鍼灸治療を学ぶ。過去にお付き合いしていた女性がうつ病になり、鍼灸とカウンセリングで社会復帰をサポートした経験から、毎日何かに向き合い頑張る方が「 周りの目を気にせず、ほんの少し息を抜ける場所 」を作るため、地元・城東区鴫野に鍼灸院をオープン。おひとりずつの1日6名様のみ。500人規模のフェス「 縁日BBQ 」を主催。「 だんじり祭鍼灸師 」としてSNSでの発信を積極的におこない、ブログは2016年から7年超毎日更新中!SNS・ブログでの発信、鍼灸施術についてのアドバイスや講演も。元モデルの長姉、着付け講師の次姉の影響か、オシャレカフェやスイーツに目がない女子力高めな面も。

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