侍ジャパンのサヨナラ勝利と、野球素人でもわかる「 延長タイブレーク 」の戦い方。
ふくらはぎを痛めて調整、その後足首の靭帯を損傷。復帰後初の登板で10失点。壮行試合でも本来の力を発揮出来ていなかったソフトバンク・千賀投手がここへきて素晴らしいピッチングを見せてくれました。金メダルへ向けて最後に召集された心強いラストサムライが帰ってきましたね。
▼ナイスピッチング!!
こんにちは!侍ジャパンの勝利が決定した瞬間に、書こうとしていた記事の内容変更を決めた野球好き鍼灸師のだんじょーです。
今日の黒板はこんな感じでした。
投稿をしている前にすでに何件かお問い合わせをいただきましたので、今現在はこれよりも少し少なくなっていますが、一度お問合せ下さい^^
全員で掴んだ勝利!
野球の決勝トーナメント準々決勝、日本代表対アメリカ代表戦は延長10回、タイブレークの末、7-6で日本が勝利。
最後はこの大会絶好調のソフトバンク・甲斐選手が決めてくれました。
▼稲葉監督も大喜びでしたね
序盤に2点をリードし、その後楽天・田中将大投手が3点を献上し逆転される苦しい展開。
その裏の攻撃で田中投手の小学校時代のチームメイト、巨人・坂本選手が同点タイムリー。
この瞬間は凄く盛り上がりましたね。
そして中継ぎ登板した阪神・青柳投手がスリーランホームランを打たれ、3-6。
大きな3点を奪われた直後に4番・鈴木誠也選手のホームランを含め2点を奪取。
点を取られても取られても、ジリジリジリジリと追い掛けていく日本らしい粘り強い戦い。
9回に同点に追いつき、延長タイブレークへ。
10回表のアメリカ代表の攻撃を広島の新人・栗林投手が完璧に抑え、日本の攻撃へ。
そして前述した甲斐選手のサヨナラヒットで日本代表が勝利。
メジャーリーグの監督を長く務めたマイク・ソーシア監督も最後はうなだれた表情でしたね。
延長タイブレークってなに?戦い方も変わるの?
野球に詳しい方はご存知だと思いますが、あまり野球が詳しくない方もこの東京五輪は見られているかと思います。
そんな中、昨日の「 タイブレークって一体何なんだ? 」と感じた方もおられたかと思います。
試合が決まらなかったら延長戦に入るのですが、試合時間が長くなりすぎないように、選手の疲労も考慮して「 点が入りやすい状態 」から延長戦をスタートするんです。
0アウト、ランナー2塁1塁という( ヒット1本で点が入る )状況で。
先攻( 先に攻めるのは )アメリカ代表、後攻は日本代表。
点を取りやすい状況で「 どちらが多く点を取れるか 」という勝負。
このタイブレークは後攻の方が有利なんです。なぜなら、相手の攻め方に応じて戦い方を変えられるから。
たくさん点を取った方が勝ちなので、アメリカが3点取ったら日本は3点以上取らないといけないんです。10点取ったら11点取らないと勝てない。
反対に相手が0点だったら、1点取るだけで勝てるんです。昨日がその状態。
後攻めの日本は、広島・栗林投手がアメリカ打線を完璧に抑え、0点に凌ぎました。
これが非常に大きかった。
日本は0アウト、2塁1塁というチャンスで「 1点だけを取ればいい 」という状況になったから。
野球はホームベースに近づけば近づくほど得点のチャンスが増えるので、日本は先頭打者に「 バント 」を選択。
それもホームランバッターのヤクルト・村上選手から、器用なソフトバンク・栗原選手に交代。
「 誰もがバントをしてくる 」とわかっている状況で、ましてこのオリンピックでは初めての出場。
緊張のボルテージがMAXだったはずですが、見事「 たったの1球 」で送りバントを成功させ、1アウト3塁2塁。
非常に素晴らしいプレーでした。
あと2つのアウトを取られるまでの間に、3塁のランナーをホームに迎え入れれば日本の勝利。
足の速い選手が3塁に居たので、ゴロを転がしてその間にホームベースを踏めば勝ちという状況で、バッターは甲斐選手。
前の試合でスクイズを決めたり、小技が使えるところを見せていました。
その可能性を理解していた名将・ソーシア監督は「 内野手5人制 」を採用。
野球は本来は内野手4人、外野手3人なのですが、3人の外野手を1人減らして2人にし、内野手を5人にしました。
意図は「 内野に飛んだものはアウトにして防ぎ、外野に飛んだら負け 」だったはず。
なので甲斐選手の役割は「 外野にボールを飛ばす 」こと。
その1球目に甲斐選手はライトを超える大きな打球を飛ばし、サヨナラ勝ち。
常勝チームで大舞台をたくさん経験しているソフトバンクの2人が、たった2球で試合を決めてくれました。
そんな「 1点を取るだけでいい戦い方 」を選べたのも、広島・栗林投手がアメリカの攻撃をピシャリと0点に抑えたから。
そこまでつないだ投手陣も、しっかり守って打った野手陣も素晴らしかったです。
初回から最後までハラハラドキドキの痺れる素晴らしいゲーム。試合を重ねるごとに日本らしさが出てきて、どんどん強くなっている感じがしますね。
準決勝もこの流れのまま韓国に倒して決勝までコマを進めてほしいですね。
本日は以上です!それではまた明日~♪
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段上 功
- 1985年大阪市城東区生まれ。2児のパパ。妊活・ホルモンバランスの乱れ・自律神経症状といった『体質改善』を得意とする鍼灸師。明治東洋医学院の講師を務める並川一利氏に弟子入りし、4年間ほぼ無給で鍼灸治療を学ぶ。過去にお付き合いしていた女性がうつ病になり、鍼灸とカウンセリングで社会復帰をサポートした経験から、毎日何かに向き合い頑張る方が「 周りの目を気にせず、ほんの少し息を抜ける場所 」を作るため、地元・城東区鴫野に鍼灸院をオープン。おひとりずつの1日6名様のみ。500人規模のフェス「 縁日BBQ 」を主催。「 だんじり祭鍼灸師 」としてSNSでの発信を積極的におこない、ブログは2016年から7年超毎日更新中!SNS・ブログでの発信、鍼灸施術についてのアドバイスや講演も。元モデルの長姉、着付け講師の次姉の影響か、オシャレカフェやスイーツに目がない女子力高めな面も。