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夫にもこどもにも自分自身にも。"産後のイライラ”を和らげるために、最も大切なこと。
リーグ優勝を決めたヤクルトとオリックスの両チームがCSファイナルの初戦を獲りました。王者たる戦い方でしたが挑戦者である阪神とソフトバンクも何とかくらいついていってほしいですね。
こんにちは!昨日もだんじりの寄り合いに参加していた鍼灸師のだんじょーです。
今日の黒板はこんな感じでした。
プロのデザイナーさんにデザインしていただいた、かわいい「 のれん 」を鍼灸院に設置しました。
また近々ブログでお伝えしますがまた実際に見ていただけると嬉しいです。
夫にもこどもにも自分自身にも。"産後のイライラ”を和らげるために、最も大切なこと。
先日Twitterで育児エッセイを書いている女性のツイートが流れてきました。
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育児エッセイの連載、最新話です。産後の何が1番大変だったかって、子の世話そのものや睡眠不足ではなくて、夫とのコミュニケーションや無闇に湧いてしまう苛立ちへの対処だったな…という話をやっと書きました。
やっと正気に戻ったので産後の夫婦関係について書いてみる https://t.co/uC0PuHKcxO
— 夏生さえり(さえりさん) (@N908Sa) October 5, 2022
面識はないですが、文章が上手で昔からちょくちょくTwitterで見かけていた方。
アカウント名に苗字が付いていたので「 ご結婚されたんだ 」ということを認識し、同時に「 小さい赤ちゃんも居られる 」ということを知りました。
文章が上手な方が「 育児中のママの想い 」をどんな風に表現するのか見てみたくて全文読みました。
読んだ感想で最も強く感じたのは「 こういった方に鍼灸院にきていただきたいな 」でした。
文章を抜粋するとこんな感じ。
産後しばらくの私の心の中は、こんな風だった。
真夜中。
「あああああああん」。しんと静まった寝室をビリビリに破るような声で子が泣けば、飛び起きて抱き上げ、夫を起こさないように振り返る私。夫は、健やかな顔で眠っている。よかった。夫の身体にぶつからないように無理な姿勢でベッドに腰掛け、子に授乳をして、オムツを替えていると、その間にまた子が泣き出す。
「しまった、夫が起きちゃう」。と、慌てて抱っこする……。そう、この瞬間までは、夫を起こしませんように、と思いながら努力をしているはずなのだ。それなのに、夫が目を開けて寝ぼけたまま「泣いてるね……」とだけ言って、また眠ってしまったその瞬間。頭がカッと熱くなる。
「泣いてるね」って何よ? ええ、そうです、泣いてますよ? 私も死ぬほど眠いんですけど、世話してますよ? こっちは昨日も一昨日もその前も、夜中は2時間ずつの細切れ睡眠ですよ? 産後の母は無限の体力があるってか? 起き上がりもしないで、寝ぼけたまま一言言って、それでも私に任せていれば、子は死なないですもんね。ゆっくり眠れていいですね。
ゴゴゴゴゴ、ムカッ、ムカムカムカッ!
ついさっきまでは「起こさないであげたい」と思っていたのに、一瞬で「なぜ起きない?」に変わっている。
そもそも常にHPが少ないから、ちょっとのことで、すぐに最後のHPを使い果たしてしまう。
膨大な文章の一部分を抜粋しただけですが、こちらだけでも育児中の方、育児を経験されたことがある方は首がもげるほどうなずく内容かと思います。
それぐらい誰もが経験し、誰もが感じたことがある内容。Twitter上でも共感の嵐でした。
お仕事柄、産後のイライラや不調でお悩みの方のお話をたくさん聞かせていただくので、抱えている想いは皆さま同じなんだなぁと改めて感じました。
でもボクは『 鍼灸師 』なので、では、どうすれば元気になっていただけるのか、どうすれば今抱えているイライラが少し和らぐのかに意識がいきます。
さえりさんも含めて世の中のママさんも本当は怒りたくないはずなんです。
だけどついつい…イライラしてしまう。あれ?私ってこんなに怒りっぽかったかな…。情緒を保てない自分自身に対しても腹が立ったり辛くなったりすることもある。それがまたしんどいんです。
最高なのは、旦那さまが杉浦太陽さんみたいなスーパー夫に進化することとも言われますが、どんなに完璧に家事育児をおこなってくれても、また小さな何かを見つけるとイライラッとしてしまうもの。
さっきの文章の最後に
「 そもそも常にHP( 体力 )が少ないから、ちょっとのことで、すぐに最後のHP( 体力 )を使い果たしてしまう。 」
ということが書いてありました。
ここが一番の肝。
「 そもそも常にHP( 体力 )が少ない 」。
体力が回復出来ていないからこそ、イライラもするしすぐに疲れてしまう。
東洋医学では、産後は血( エネルギー )不足、腎虚状態だと言われます。エネルギーが足りてないってことです。
考えてみると理解出来ますよね。
出産で自分の生命エネルギーを擦り減らし、新しい命にエネルギーを宿す。10ヶ月間お腹の中に居た可愛い可愛い赤ちゃんのために、自分の時間を切り崩しでも心血を注ぐ日々。日に日にからだも大きくなって抱っこをするにも肩・腰・膝の負担も増えていく。そして寝不足続きの日々。
「 以前よりもからだの負担 」は増えているのに「 以前よりも自分のからだを大切に出来ない日々 」が続くわけです。
からだも疲れ、こころに余裕がない状態で「 穏やかに過ごす 」というのは誰がどう考えても難しいもの。
なので、からだがしんどい…他者にイライラしてしまう…そんな自分にも腹が立つ…育児がしんどい…と感じる方は「 より一層頑張る 」のではなく「 ほんの少しゆっくりする時間 」「 体力を回復する時間 」を作っていただきたいなと。
産後の骨盤矯正という概念は好きではないですが「 週に一度、小一時間ママがベッドに横たわってゆっくり休める 」という部分に関してはすごく素敵だなと感じます。
産後ケア、産後の養生という言葉はなぜか日本では流行りませんが、身を粉にして頑張ることが美徳とされる日本社会が『 ほんの少しやさしい世界 』に変わると嬉しいです。
何かあればいつでも頼って下さいね^^
本日は以上です!それではまた明日~♪
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城東区・段上はり灸治療院は、
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段上 功
- 1985年大阪市城東区生まれ。2児のパパ。妊活・ホルモンバランスの乱れ・自律神経症状といった『体質改善』を得意とする鍼灸師。明治東洋医学院の講師を務める並川一利氏に弟子入りし、4年間ほぼ無給で鍼灸治療を学ぶ。過去にお付き合いしていた女性がうつ病になり、鍼灸とカウンセリングで社会復帰をサポートした経験から、毎日何かに向き合い頑張る方が「 周りの目を気にせず、ほんの少し息を抜ける場所 」を作るため、地元・城東区鴫野に鍼灸院をオープン。おひとりずつの1日6名様のみ。500人規模のフェス「 縁日BBQ 」を主催。「 だんじり祭鍼灸師 」としてSNSでの発信を積極的におこない、ブログは2016年から7年超毎日更新中!SNS・ブログでの発信、鍼灸施術についてのアドバイスや講演も。元モデルの長姉、着付け講師の次姉の影響か、オシャレカフェやスイーツに目がない女子力高めな面も。