産後に抜け毛や白髪がなぜ増えるの？そしてなぜ鍼灸治療で改善するのかを解説。

2024/10/04

日本ハムの3年目、達投手が5回を無失点に抑えてプロ初勝利を飾りました。194センチの長身から投げ下ろすストレートを武器に天理高校時代も活躍しましたが、この1勝を自信にして来季は1軍の舞台で躍動してほしいですね。

こんにちは！数年前に買ったスーツが今もちゃんと着れたことにホッとしている鍼灸師のだんじょーです。

今日の黒板はこんな感じでした。

今日は本当に何を書いていいかわかりませんでした。そんな日もありますよね、人間だもの。

産後に抜け毛や白髪がなぜ増えるの？そしてなぜ鍼灸治療で改善するのかを解説。

嬉しいことに昨年、妊活でお越し下さっていた本当にたくさんの方がご妊娠され、そしてご出産をされました。

その後もおからだのメンテナンスとしてお越しいただき、生活や育児の楽しいお話や大変なお話を聞かせていただいたり、またInstagramでこどもさんに関する投稿を見ていつもほっこりさせていただいております。

妊活を経験され「ご自身のからだを大切にする」ということが大事だと感じられた方は、産後わりと元気に過ごされています。

先日、初めてお越し下さった小さなこどもさんが居る産後のママさん。

からだのだるさ、頭がボーっとして、やる気が出ない。めまいも耳鳴りもあり、白髪や抜け毛も気になるし、こころにもからだにも余裕がなく毎日こどもさんや旦那さん、自分自身に対してイライラしているとのこと。

産後は腎気を補う( からだを休める )ことが大事

こういう症状でお悩みの方って一人じゃなく、めちゃくちゃ多いんです。

きっと「わかるわ～」って頷いている方も多いのではないでしょうか。

東洋医学ではこの方のような状態を『腎虚( じんきょ ) 』と呼びます。

腎とは「からだの元気」、エネルギーみたいなもので、虚とは弱った状態ということ。

なので腎虚はからだの元気が著しく弱って低下した状態という意味。

からだに元気が無くなると、エネルギー不足になるので髪の毛に栄養を送れなくなって、白髪や抜け毛が増えてきます。

その他、耳鳴りや難聴、めまい、腰痛、思考力の低下や物忘れ、皮膚の乾燥や痒み、尿失禁、下肢の冷えやだるさ、生殖機能の低下などが出ると考えられています。

出産というのは「赤ちゃんにエネルギーを渡す行為」でもあるので、ママの体力や元気は一時的に落ちてしまうんですね。

そこで回復すればいいのですが、数日後には退院してそこから毎日休むことなく育児がスタートします。

コマ切れの睡眠の中、自分の時間を犠牲にして続くこどもさんのお世話。育児に加えて家事もこなし、旦那さんのご飯やお弁当を作ったり、その割にゆっくり出掛ける時間も一人で過ごす時間もない。

なかなか『体力』は回復しませんよね。

アンパンマンで言えば、顔がふやけたり、困っている人にたくさんアンパンをあげて、力が出ない状態。

アンパンマンのように「新しい顔」に代えてもらうことも"元気100倍”になるまではいきませんが、こころもからだも楽に過ごせるように、ゆっくり休んだり、おからだのケアをする時間を取る必要があります。

定期的に鍼灸の治療をおこなっていけば、腎気( エネルギー )が回復してからだに元気が宿ってくるので、白髪も抜け毛もめまいも耳鳴りも、腰痛も下肢のだるさや冷えも改善してきます。

鍼灸がすごいわけじゃなくて、本来の状態に戻しているだけ。

不調が出るということは、「本来の元気な状態ではない」ってことです。

育児は短距離走ではなく、マラソンのような長い長い長距離走なので、息を止めて突っ走るのではなく、適度に給水や休憩をして、時にはペースを落として呼吸を整えながらご無理なく過ごしていただければ嬉しいです。

何かあればいつでも頼って下さいね＾＾

本日は以上です！それではまた明日～♪

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段上功

段上功

1985年大阪市城東区生まれ。2児のパパ。妊活・ホルモンバランスの乱れ・自律神経症状といった『体質改善』を得意とする鍼灸師。明治東洋医学院の講師を務める並川一利氏に弟子入りし、4年間ほぼ無給で鍼灸治療を学ぶ。過去にお付き合いしていた女性がうつ病になり、鍼灸とカウンセリングで社会復帰をサポートした経験から、毎日何かに向き合い頑張る方が「周りの目を気にせず、ほんの少し息を抜ける場所」を作るため、地元・城東区鴫野に2012年に鍼灸院をオープン。おひとりずつの1日6名様のみ。500人規模のフェス「縁日BBQ 」を主催。「だんじり祭鍼灸師」としてSNSでの発信を積極的におこない、ブログは2016年から8年超毎日更新中！SNS・ブログでの発信、鍼灸施術についてのアドバイスや講演も。元モデルの長姉、着付け講師の次姉の影響か、オシャレカフェやスイーツに目がない女子力高めな面も。