物を掴むとヒジまわりが痛む！『 スマホ肘 』になる方が激増中！
本来の力を発揮できていなかったレッドソックス・吉田正尚選手が1イニング2本のホームランを放って勝利に貢献。持つべき力を発揮すればメジャーが震撼する成績を残せるはず。楽しみにしております。
こんにちは！ブログを毎日書き始めた時は30歳の若造だったのに気付けば37歳のおじさんになった鍼灸師のだんじょーです。
今日の黒板はこんな感じでした。
「 きすな 」もあながち間違いではないので、この絶妙なところを付く感じがまたいいですね。笑
物を掴むとヒジまわりが痛む！『 スマホ肘 』になる方が激増中！
当鍼灸院でも、このコロナ禍になって一気に「 ヒジまわりが痛い 」という方が激増しました。
これはステイホームが推奨されてオンラインゲームやネットフリックスなどの動画配信を、スマホやタブレットを使っておこなう方が圧倒的に増えた影響があると考えております。
ヒジの外側のポコッとした骨の辺りが痛む方、手首付近が痛む方、手首とヒジの間の前腕が痛む方など症状はさまざま。
原因は毎日当たり前のように使うスマホ。
これは昔からある症状で外側上顆炎、もしくはテニス肘と呼ばれるのですが、フライパンを持つ時に痛みがあったり、ドアノブを掴んでまわそうとした時に痛かったり、テニスでバックハンドで打ち返そうとした時に痛かったりするもの。
痛みが出る前腕の筋肉は、モノをパッと掴む瞬間に使う場所なので、普段から無意識に疲れを溜めている方が多く、これまでも症状を訴える方が多かったのですが、ここ最近の増え方は異常です。
これはパソコンやスマホの影響であるのは間違いないです。
外側上顆炎で悩んでいる方は、パソコンでキーボードを叩くのも痛かったり、スマホでスクロールするのも痛かったりします。
ようは「 それだけの動作でも負担が掛かるものだ 」ということです。
1日数十分、数時間だったら耐久力のある筋肉なので強く痛みませんが、それに加えて家事や育児や運転なんかを毎日、毎日繰り返していくといつかオーバーヒートしてしまいます。
最近では「 スマホ肘 」と呼ばれるようになりましたが、このスマホ肘( 外側上顆炎 )は「 使い痛み 」なので、使わなければ痛みは消失します。
ですが使わないというのが、なかなか難しい。
ボクもなったことがあるのでわかりますが「 利き手を使わない 」というのは結構大変なもの。ついつい手が勝手に動いてしまったり、操作しやすいのでちょっとだけ…と使ってしまう。
なのでいきなりゼロにするのではなく、今の使用量が100とすれば、80とか90を目指してく。それが出来るようになったら60や70を目指していく。
歯磨きや掃除機やペットボトルを掴む動きを反対の手でおこなうなど、少しずつ少しずつ時間を掛けながら、前腕部を休めていくと徐々に徐々に回復していきます。
さっきもお伝えしたように使用量をゼロには出来ないので回復までむちゃくちゃ時間を要します。
当院でも診させていただく場合はお時間が掛かることをお伝えして施術に当たります。
でももう「 スマホやパソコンを使わない 」という世の中にはならないので、「 増えた負担 」を補う「 ケアをする時間 」も増やしてあげてほしいなと思います。
使う量もそうですが「 どうやって使うか 」も非常に大事になってくるので、その方法はご来院いただいた時にその方に合わせてお伝えしますので、痛みがあればぜひ頼って下さいね＾＾
本日は以上です！それではまた明日～♪
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段上 功
- 1985年大阪市城東区生まれ。2児のパパ。妊活・ホルモンバランスの乱れ・自律神経症状といった『体質改善』を得意とする鍼灸師。明治東洋医学院の講師を務める並川一利氏に弟子入りし、4年間ほぼ無給で鍼灸治療を学ぶ。過去にお付き合いしていた女性がうつ病になり、鍼灸とカウンセリングで社会復帰をサポートした経験から、毎日何かに向き合い頑張る方が「 周りの目を気にせず、ほんの少し息を抜ける場所 」を作るため、地元・城東区鴫野に鍼灸院をオープン。おひとりずつの1日6名様のみ。500人規模のフェス「 縁日BBQ 」を主催。「 だんじり祭鍼灸師 」としてSNSでの発信を積極的におこない、ブログは2016年から7年超毎日更新中！SNS・ブログでの発信、鍼灸施術についてのアドバイスや講演も。元モデルの長姉、着付け講師の次姉の影響か、オシャレカフェやスイーツに目がない女子力高めな面も。
