大学を1年で中退。辞めたいと感じた18歳の頃を振り返って、今感じること。
阪神の村上投手が8回を1失点に抑えて5勝目を挙げました。160キロのスピードボール全盛の中で150キロに満たないストレートと抜群のコントロールで抑える投手。野球は速さだけではないということを教えてくれる素晴らしい投手ですね。
こんにちは!母の影響で高橋真梨子さんの曲はだいたい口ずさむことが出来る鍼灸師のだんじょーです。
今日の黒板はこんな感じでした。
そんな黒板を書いていたらご予約のお電話をいただきました。ありがとうございます^^
大学を1年で中退。辞めたいと感じた18歳の頃を振り返って、今感じること。
個人情報なので深くは書きませんが「 進んだ専門学校を辞めたいと思っている18歳の子 」とお母さんがお越しになり、たくさんたくさんお話を伺いました。
実はボクも、高校を卒業して進んだ大学を1年で中退し、医療の道に進んだんです。
中退したことをホームページ等々で知り、娘さんの施術先に当院を選んでいただいたとのこと。
久しぶりに自分の18歳の頃の話をしたので、せっかくならこのブログにも残しておこうと思います。
好きなことではなく、人より出来ることだったと気付いた
高校時代の成績はクラスで1番か2番。学校全体で見ても常に5番以内には入っていて、3年間の評定平均は5点満点中の4.9、学校で一番先に選ぶ権利をいただいて指定校推薦で大学へ入学。
順風満帆の高校生活だっただけに、友達も親も先生も、誰もがそのまま順当に大学を卒業すると思っていたはず。
もちろん、ボクもそう思っていました。
ただ、進んでみて気付いたのは、その道が自分が本当にやりたい道ではなかったということ。
パソコンを使ってプログラミングを勉強したりする学部・学科。
「 本当にやりたいこと 」ではなく「 今、自分が人より出来ること 」を優先して道を決めていたことに気付いたんです。
このまま「 自分の本当にやりたいこと 」を押し殺して「 人より少しできる、好きではないこと 」を学んで「 何十年先もお仕事をしていく 」と考えた時に、自分の気持ちに正直に生きたいと思ったんです。
もっと早く気付ければ良かったのですが、大学に行くまでその気持ちに気付けなかった。
その旨を親に伝えるともちろんですが、ビックリされたと同時にすごく叱られました。
そりゃそうですよね、大学はタダで行ける場所ではないわけですから。父親に本気で叱られたのはもしかするとあの時の一度だけだったかもしれません。
「 医療の道に進みたい… 」
中学時代にヒジを骨折し野球が出来なくなりました。右ヒジのリハビリをしながら左投げに転向し、野球を続けた。
フォームもわからず無理して投げ続けた左肩までも痛め、グラウンドのまわりを走り続けて今度は足を疲労骨折し、みんなが楽しそうに打ったボールを拾うこと、ノックをするコーチにボールを渡すことがメインの日々。
野球がちゃんと出来るようになったのは1年半後。それでもずっと楽しかったので野球は続けた。
でもその時に気付いたんです。
「 ケガやからだの不調で、やりたいことが出来ないのは幸せではないんだ 」と。
大学に進んだ18歳の頃、そんな自分だからこそ届けられることがある。そして、自分以外の方にも「 からだを理由にやりたいことが出来ない生活を送ってほしくない 」と感じて、「 医療の道に進みたい… 」と親に伝えました。
中学時代のボクの姿を誰よりも支えてくれていた母親が父親に説得し「 大学は1年間通うこと 」を条件に大学を辞め、医療の道に進ませていただくことになりました。
本当に感謝しかありません。
37歳の、こどもを持つ親になって今振り返ると、親もよく認めてくれたなぁと、感謝の気持ちと親のあたたかさ、そして凄さを感じます。
認めてもらえたからこそ、こうやって院を持つことが出来、頼って下さる皆さまと出会い、今現在のように鍼灸院の院長としてブログを書けているわけですから。
「 大学は1年間通うこと 」を条件にと書きましたが、ボクは今すぐにでも辞めたかった。
だけど大学の先生たちは、1年間は通うことを勧めてくれた。
それがなぜかというと「 単位認定が出来る 」から。次、もし専門学校や大学に進んだ時に受けたことのある科目だったら、それを修了したこととして認めてくれるのだと。
当時は早く次の道に進みたいのに…と思っていたので拒んでいましたが、結果的に鍼灸師の学校でも、柔道整復師の学校でも英語などの授業を単位認定していただき、その時間を自習に充てることが出来て、ものすごく助かりました。
結論何が言いたいかというと、やりたいことを持つことや貫き通すことは素敵なことだと感じます。
ただそういう時はほんの少し視野が狭くなったりすることもあるので、すべてがすべて自分の意見だけを通さずに、周囲の方の意見も騒音や雑音だと捉えずに、しっかり耳を傾けておくべきなんだなと今は思います。
親の立場ではどう行動するのが正解かわかりませんが、ボクの場合は親が認めてくれたおかげで今があります。そして同時に親が認めてくれたからこそ「 次の道ではちゃんとしないといけない 」と強い責任を感じたのも事実。
「 無給で弟子入りをして、4年間を過ごす 」という周囲に誰もしている人が居ない時間を過ごせたのも、親が背中を押してくれたからなんだと思います。
親の立場、この立場になってみても何が正解かなんてわかりませんが、どの道を選択してもきっといい出会いがあり、たくさんの学びがあるんじゃないかなと感じます。
答えは出なくとも、ほんの少しでも参考になれば嬉しいです。
本日は以上です!それではまた明日~♪
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城東区・段上はり灸治療院は、
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段上 功
- 1985年大阪市城東区生まれ。2児のパパ。妊活・ホルモンバランスの乱れ・自律神経症状といった『体質改善』を得意とする鍼灸師。明治東洋医学院の講師を務める並川一利氏に弟子入りし、4年間ほぼ無給で鍼灸治療を学ぶ。過去にお付き合いしていた女性がうつ病になり、鍼灸とカウンセリングで社会復帰をサポートした経験から、毎日何かに向き合い頑張る方が「 周りの目を気にせず、ほんの少し息を抜ける場所 」を作るため、地元・城東区鴫野に2012年に鍼灸院をオープン。おひとりずつの1日6名様のみ。500人規模のフェス「 縁日BBQ 」を主催。「 だんじり祭鍼灸師 」としてSNSでの発信を積極的におこない、ブログは2016年から8年超毎日更新中!SNS・ブログでの発信、鍼灸施術についてのアドバイスや講演も。元モデルの長姉、着付け講師の次姉の影響か、オシャレカフェやスイーツに目がない女子力高めな面も。
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