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肋骨骨折した鍼灸師自ら検証・考察!「 肋骨骨折から3週間で復帰した阪神・近本選手の出来事 」は一般人にも可能なのか。
楽天の松井裕樹投手が今季25セーブ目を挙げました。高校時代に甲子園で奪三振記録を作った最強左腕。順調に成長してプロでも通算220セーブを超えています。まだ27歳、これから彼がどんな記録を作るのか非常に楽しみですね。
こんにちは!夏の甲子園は感動も多分にあるけれど暑さでの大きな事故が出ないことを心から願っている鍼灸師のだんじょーです。
今日の黒板はこんな感じでした。
先日もお伝えしましたが、8月12日(土)~8月15日(火)の期間お盆休みをいただきます。
それに伴い、祝日診療の11日(金)を含めてお盆前後のご予約が埋まってまいりましたので、施術希望の方はお早めにご連絡いただけると幸いです。
肋骨骨折した鍼灸師自ら検証・考察!「 肋骨骨折から3週間で復帰した阪神・近本選手の出来事 」は一般人にも可能なのか。
ボクは7月16日に左の肋骨を骨折しました。
肋骨骨折は人生3回目。
過去には柔道で投げた際に相手の膝の上に乗りかかって折れたことがあったのですが、その時も自分でテーピングをして岸和田のだんじりに出て「 どれだけ痛みが緩和されるか 」を試したりしてました。
やってみましたがテーピングはマジで効果ないです。それよりもハリとお灸をして患部の血流を促進して酸素を送って、回復を早めた方がいいです。
治療家なのでケガや骨折は患者さんの気持ちになれるチャンス。
今回は、少し前に肋骨骨折して「 3週間で復帰した 」阪神・近本選手の出来事が、一般人にも可能なのかテーマに考察・検証しております。
軽度の肋骨骨折なら3週間でスポーツが可能?
▼先日おこなったツイートがこちら
人生3回目の肋骨骨折の自由研究。
懸垂は骨折後1週間だと痛いが2週間だと可能。腕の挙上や体幹の回旋動作も同じく。腕を挙げたりからだを捻る機会が減ると肩が凝りやすく、受傷直後は姿勢の影響もあり腰も張りやすい。咳やくしゃみ時の痛みは大きく胸を張ると痛みが緩和。1週間後の経過が楽しみ。 pic.twitter.com/PhwvlingFn— 段上 功|だんじり祭鍼灸師|虎党| (@hari9danjiri) August 1, 2023
もう一度書くとこんな感じ。
懸垂は骨折後1週間だと痛いが2週間だと可能。腕の挙上や体幹の回旋動作も同じく。腕を挙げたりからだを捻る機会が減ると肩が凝りやすく、受傷直後は姿勢の影響もあり腰も張りやすい。咳やくしゃみ時の痛みは大きく胸を張ると痛みが緩和。1週間後の経過が楽しみ。
肋骨骨折の治癒は大体4週間~5週間。もう少し長引く人も居ます。
でもボクの経験上1週ごとに痛みが緩和されていって、4週間経った頃には普通の生活が出来ます。
でも骨折後1週間での運動はやめた方がいいです。実際に懸垂をして検証してみましたが、そこそこ痛いっす。笑
骨の癒合が遅くなる恐れがあるので、肋骨骨折後2週間ぐらいまでは安静がベストです。
で、2週間経つとあら不思議。からだを動かしてもそんなに痛みを感じなくなってきます。
違和感はありますが、懸垂も可能。
一般の方はこの期間も安静が一番。でもアスリートだったり、無理にでもからだを動かさないと出来ないお仕事だったら、動きを開始してもいいのではないかなという痛みのマイルドさ。
近本選手もこの骨折後2週間の頃からバッティング練習を再開してました。
ただ、やっぱり2週間では強く咳をしたりクシャミをするとまだ胸がズキッと痛みます。なので当たり前ですが、骨癒合はまだ完全じゃないのを自覚出来ます。
「 2週間からだをひねったり、胸を大きく張ったり、腕を大きく挙げたりする動作を控える 」というのは代償もあって、肩が凝りやすくなったり、腰・背中の筋肉が張りやすくなります。
なので肋骨骨折後は、肩やくび、腰や背中をよく温めるということをしておいた方が、肩こりや寝違え、ギックリ腰にはなりにくいかなと感じました。
ボクも骨折数日後に、珍しく腰がギックリ腰に近い痛さになったのですが、肋骨骨折+ギックリ腰はなかなか不自由なので、ぜひ温めることは実践して下さいね^^
で、長くなりましたが、現在受傷後から3週間が経過。マジで快適です。
大きく腕を挙げて伸びをしようがからだを捻ろうが、ボールを投げようが懸垂をしようが、ほとんどと言っていいほど痛みがありません。もう自分の肋骨が折れているのを忘れるレベル。
阪神・近本選手はこの段階の時に1軍の試合に復帰。
実際に観察・考察してみて「 3週間だったら試合に出られるな 」というのが印象。
もちろん100%ではないし、悪化する恐れもありますが「 それでも出ないといけない状況 」だったら、「 今出来る現状でプレー出来るな 」という感じ。
後半戦の開幕がちょうど骨折後から3週間。そこを想定して安静・リハビリをおこなっていたのかなと。
なので2軍の試合での調整を経ずに即1軍合流だったのは「 少しでも回復期間を作るため 」だったのかなと個人的には感じています。
今ボクも肋骨骨折後3週間で、からだも動きますが「 骨折をしないで過ごした期間 」よりもからだは動かしていないので、自分が思っている以上にからだは固まっているはず。
なので他の部位を痛めないように、いつも以上に念入りにからだのケアをしています。
という感じで「 肋骨骨折から3週間で復帰した阪神・近本選手の出来事は一般人にも可能か 」ですが、間違いなく可能です。
だけど必ず代償もあるので、安静に出来る方はできるだけ無理なく、温めながらゆっくり休んでいただきたいなと感じます^^
本日は以上です!それではまた明日~♪
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段上 功
- 1985年大阪市城東区生まれ。2児のパパ。妊活・ホルモンバランスの乱れ・自律神経症状といった『体質改善』を得意とする鍼灸師。明治東洋医学院の講師を務める並川一利氏に弟子入りし、4年間ほぼ無給で鍼灸治療を学ぶ。過去にお付き合いしていた女性がうつ病になり、鍼灸とカウンセリングで社会復帰をサポートした経験から、毎日何かに向き合い頑張る方が「 周りの目を気にせず、ほんの少し息を抜ける場所 」を作るため、地元・城東区鴫野に2012年に鍼灸院をオープン。おひとりずつの1日6名様のみ。500人規模のフェス「 縁日BBQ 」を主催。「 だんじり祭鍼灸師 」としてSNSでの発信を積極的におこない、ブログは2016年から8年超毎日更新中!SNS・ブログでの発信、鍼灸施術についてのアドバイスや講演も。元モデルの長姉、着付け講師の次姉の影響か、オシャレカフェやスイーツに目がない女子力高めな面も。
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