お灸とハリをよりしっかりと届け、多くの方を幸せに。森ノ宮医療学園でおこなわれた鍼灸フェスタ・ショーバザール2018に参加してきました!
甲子園でも活躍した法政大学の三浦銀二投手(一年)が、明治大学を相手に素晴らしいピッチングを見せていました。唸りを上げるストレートは過去最速の150キロを記録。日本プロ野球界を背負って立つような選手に成長してほしいですね。
こんにちは!大阪市城東区鴫野にある段上はり灸整骨院、野球好き院長の段上 功(だんじょう いさお)です^^
今日の黒板はこんな感じでした。
朝から2件のキャンセル連絡が届いた状況に反して、僕のカラダはすこぶる爽快です!一昨日・昨日の過ごし方がきっと良かったんでしょうね。
イヤな梅雨が刻一刻と近付いてきていますが、しっかりカラダを温め、軽く汗を流しながら良い準備をして下さいね。では今日も楽しく過ごしましょ〜。#黒板同盟 pic.twitter.com/dvN9nU1ggC— 段上 功 だんじり祭鍼灸師@虎党 (@hari9danjiri) May 27, 2018
はい。すこぶる快調なカラダの理由は一昨日の姫路・ショウガおでんと、昨日のお灸です。
あれ?お灸?ってなった方も多いかと思いますので、昨日の一日をサラッと振り返りたいと思いますね。
▼昨日はコチラへ
ボクの家からチャリンコで5分という悪条件ながらも、そして降り止まない雨風を切り裂きながら向かいました。
会場はこんな感じ。
▼ファロスさん
▼日進医療器さん
あ、なんだ、業界の展示会かよって感じかと思いますが、それだけじゃなくて一風変わった体験が出来る場所。ま、ボクも初めて行ったんですけどね。笑
▼つきとがさんによる東洋医学紙芝居
▼備前百会灸
その昔、弘法大師が広めたという歴史のある「 ほうろく灸 」を元に、岡山県備前焼の陶器を使ったお灸です。夏バテや頭痛なんかにも良いとのことなので、早速受けてきました。
▼えぇ、遊びじゃなくて真剣です。笑
Twitterで交流のある名古屋と三重にある「 こもの鍼灸院 」のシンヤツバサ先生と。初対面ですが、だいぶ仲が良い感じに写ってるでしょ。笑
まぁこの鍼灸フェスタ・ショーバザールにボクが参加した理由が3つあって、その1つがシンツバ先生を中心とした業界内外でたくさん行動されている先生とお話をしたかったから。
ベトナム帰りの凄腕鍼灸師さんのお話はすごく勉強になりました。
いや、しかしこのお灸、後ろから見てもシュールですね。前の方、盗撮してすみません。笑
鍼灸というのは奥が深く、昔から色んな流派・文化があって、それをさらに現代に合わせた形でどんどんアップデートしていくので、知らない世界を見るということも結構面白かったりするんですよね。
▼コチラは眼球、いや、眼灸
泉佐野市のかつもと先生。お顔を見るのは初めてですが、Twitterでよく見掛ける先生です。
他にも色々とブースがありました。
200名ぐらい来られていたようです。
「 若手鍼灸師向けの交流会 」であるにも関わらず、結構ベテランな雰囲気の鍼灸師さんも来られていました。ま、でもそれだけ皆さん「 興味 」があるんだなって個人的には解釈していました。
で、ブースで最も目立っていたのが、となりの人間国宝にも認定された京都のお灸専門治療院「 新町お灸堂 」の鋤柄先生。
マンガも出されている業界ではすごく有名な先生。行く決め手になった2つ目の理由になった方です。
「 お灸Tシャツ 」も出されています。
予定にはなかったんですが、シンツバ先生が裏で糸を引きまくり、即席のサイン会がスタート。
せっかくなのでボクも書いてもらいました。
同い年の先生ということもあって「 段の字の横棒が一本少ないこと 」については、敢えてここでは触れないでおこうと思います。
そんなお二人のアートな写真がコチラ。
「 お灸T 」に、無表情に、駐車場っていう、後からくるこのジワジワ感がいいですね。笑
そんな楽しい時間を過ごしながらも、ちょっとした講演もあったんで聞いてきました。
最初のお話は、鍼灸の授業で使う教科書や国家試験を作った矢野先生。
昭和の陛下に鍼灸の御前講義をされたすごい先生でありながら、途中で飛んだ「 生まれ変わっても鍼灸師になりたいですか? 」という質問に「 違った針の仕事( 漁師 )がいいな。笑 」と答えるユーモアさ。笑
そんな中でも芯のある深い話をして下さっていました。
鍼灸師という職業は「人に笑顔を与える」仕事。人というのはカラダが変わると表情が変わる。で、あるならば、治療をおこなう鍼灸師自身がまず「笑顔」でなければならない。そのために大切なのは主観的健康、即ち自分が元気であるということ。これはどの業界でも言える大事なことだよな。#鍼灸フェスタ
— 段上 功 だんじり祭鍼灸師@虎党 (@hari9danjiri) May 27, 2018
▼外界との交流のお話も
地域の中にどう溶け込んでいくか。
開業権を持っている仕事はそうそうない。鍼灸師としての資質向上、その街に住んでいる人との交流。
開業している人は是非外へ出ていってほしい。
そうすれば3ヵ月に一度くらいは美味しいフランス料理や美味しいワインを楽しめるようになるのでは。#ショーバザール— シンヤツバサ@ブーメラン不可避 (@two_eight_three) May 27, 2018
▼いい手、温かい手のお話も
「いい手」をつくるには、相手に対して愛情を持つこと。
そうすれば手があたたかくなり、湿らなくなり、触れて心地よく感じられる手になっていく。#ショーバザール— 鍼灸師えみすけ (@shinkyu_emisuke) May 27, 2018
▼授業のカリキュラムを一週間減らしてでも、楽しい交流にまわした方がいいというお話も
鍼灸の世界の面白さ、広がりのようなものを一年生の時に伝えられたら。そういうところがいまの鍼灸教育に求められていると思う。
わかりやすい言葉、楽しい交流で伝えられたら。#ショーバザール— シンヤツバサ@ブーメラン不可避 (@two_eight_three) May 27, 2018
すごい先生でそういう考えをされている方は少ないので、お話を聞けてすごく嬉しかったです。圧倒的な技術、そして知識を持ちながらも現代の鍼灸やものごとの移り変わりにすごくしなやかに受け止められている姿が素敵でした。
そしてお次は「 美容鍼・鍼灸サロン カリスタ 」を経営し、同時にしんきゅうコンパスという口コミサイトを作られた前田さんのお話。
アメブロとかAbemaTVを手掛けるサイバーエージェント出身の凄腕経営者さん。( 鍼灸師さんではありません )
広告代理店時代はそうそうたる企業さんのお手伝いをされたとのこと。写真をアップしてよく見ていただければわかると思いますが、ヤバいですよね。笑
あ、ボクが行くと決めた理由の3つ目が前田さんにお会いしたかったから。そしてそんなにすごい方がなぜ鍼灸業界に来たのか、そこがすごく気になっていたんですが、理由はコレだったそう。
「 本当に中身のあるものを宣伝したい 」
これは個人的にグサッと刺さった言葉だったんですが、数々の広告を担当された方がそう思って下さることにすごく嬉しさを感じたと同時に、まだまだ鍼灸治療・東洋医学の良さを「 自分は伝えられていないな 」と痛感しました。
頭痛や肩こり、冷えやむくみ、不眠や便秘といったお悩みを多くの方が抱いているにも関わらず、鍼灸という治療が一番の選択肢になれていない。薬に頼って楽しい人生、明るい生活を送れていない方もボクの周りにはまだまだたくさん居ます。
そんな前田さんのお話を受けて、そしてこのブログを書くに当たって前田さんが2006年から書かれているブログをずーっと読み返してみたんですが、すごく勉強になることがたくさん書かれていました。
よくある整骨院グループさんと違って、社員さんにも、患者さんにも「 愛 」を持って接している方なんだということがすごくよく分かりました。ここ最近はどこにベクトルを向けていいかよくわからなくなっていたんですが、久々に火がつきました。笑
▼さかもっちゃんと4人で写真を
そして最後は新町お灸堂の鋤柄先生。
お灸専門の治療院をやるまで、すきから鍼灸院として店舗を持っていたそうですが、全然上手くいかなかったそう。
鶏むね肉と白菜を毎日食べ、その生活を楽しみながらも、もう鍼灸師を辞めようかと思っていたそう。
ですがそこでなぜ鍼灸を受けてもらえないのかを深く深く考えたそう。
▼それがコレ
わかりにくいってことです。どんなものなのか、どんな時に受けるべきなのか、どういう効果が出るのか、それがそもそも分かっていないと。
幅広くたくさんの症状を診ることが出来る鍼灸治療であるからこそ、それが伝わっていなかったんだと。だったらその「 届け方 」を変えようと思って今の形になったんだそう。
▼あ、この理論です。笑
チャリンコで5分という悪条件の中、雨風に打たれながら向かった森ノ宮医療学園。そこで行われてい数々のの素敵なお話を最後にサラリと吹き飛ばした京都のお灸専門治療院・鋤柄先生のお話。中華の王将ではなく「餃子の王将」という視点が面白かった。いやーー、王将行きて〜。笑#鍼灸フェスタ #お灸堂 pic.twitter.com/l9xo5harST
— 段上 功 だんじり祭鍼灸師@虎党 (@hari9danjiri) May 27, 2018
この例えはすごく分かりやすかったです^^
そして最後に話されていましたが、もっともっとお灸を身近に感じていただいて、今より楽しい生活を送っていただくために、近い将来お灸をメインにしたイベントをやりたいと思っているとのこと。
▼その名もお灸大作戦
いやー、何かおもしろそうなんで、その際はボクも行きたいと思います^^
▼コチラが昨日の戦利品
今回この鍼灸フェスタ・ショーバザールに参加させていただき、業界が今まで以上のスピードで変わってきているのを肌で体感しました。そもそもこの情報を知ったのが「 Twitter 」だったことが何よりの証拠。そしてまたこれからもっともっとおもしろい取組みが出来るんじゃないって感じました。
ボクがこれまでやってきたブログ・SNSの発信や町との関わり方という部分にもおいても、また何かの形で皆さんの力になれそうだなって。これからそんな機会も作っていけたらと思います^^
最後になりましたが、皆さん楽しい時間をありがとうございました!!
本日は以上です!それではまた明日~♪
城東区・段上はり灸整骨院は、
血の巡りを改善して「 治すチカラ 」を高め、薬に頼らない健康的なカラダへと
体質を整えていく鍼灸院です
慢性の頭痛や不眠症、
メニエール病などの自律神経症状をはじめ、
美容鍼や妊活に関しては
お力になれる自信がありますので、
今よりもっと生活を明るくしていきたい方は
お気軽にご相談下さいね^^
日々のつぶやきはTwitterで
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公式ホームページはコチラ
段上 功
- 1985年大阪市城東区生まれ。2児のパパ。妊活・ホルモンバランスの乱れ・自律神経症状といった『体質改善』を得意とする鍼灸師。明治東洋医学院の講師を務める並川一利氏に弟子入りし、4年間ほぼ無給で鍼灸治療を学ぶ。過去にお付き合いしていた女性がうつ病になり、鍼灸とカウンセリングで社会復帰をサポートした経験から、毎日何かに向き合い頑張る方が「 周りの目を気にせず、ほんの少し息を抜ける場所 」を作るため、地元・城東区鴫野に2012年に鍼灸院をオープン。おひとりずつの1日6名様のみ。500人規模のフェス「 縁日BBQ 」を主催。「 だんじり祭鍼灸師 」としてSNSでの発信を積極的におこない、ブログは2016年から8年超毎日更新中!SNS・ブログでの発信、鍼灸施術についてのアドバイスや講演も。元モデルの長姉、着付け講師の次姉の影響か、オシャレカフェやスイーツに目がない女子力高めな面も。
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