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10年後の鍼灸業界は「 ゴム手袋を装着してハリを打つこと 」が当たり前の世の中に。

ケガで戦線を離脱していたソフトバンクのデスパイネ選手が練習に復帰したとのこと。開幕が延期になっているのは寂しいですが、ケガやリハビリ期間の選手には焦らず治せるチャンスでもあります。しっかりと調整してまたグラウンドで躍動する姿が見たいですね。

こんにちは!伊右衛門茶の緑のペットボトルの中に沸かしたほうじ茶をぶっこんでいる節約系鍼灸師のだんじょーです。

今日の黒板はこんな感じでした。

1ミリも不備がないというのはすごく難しいかと思いますが、手洗い・消毒・換気・検温・次亜塩素酸水噴霧・ゴム手袋着用にて、できるだけ安心安全な状態でお越しいただけるよう配慮を致しております。

たくさん頼っていただいてありがとうございます。共にがんばりましょう♪

どこよりも早く、ゴム手袋を装着してハリを打つことを始めた理由と感想

さて。

3週間の休業明けとなった5月1日から「 ハリを打つ際 」に「 ゴム手袋を装着すること 」を始めました。

そしたら大阪だけじゃなく四国や九州をはじめとした全国の鍼灸師さんから「 その件について 」おびただしいほどご質問をいただいております。

いやー、そりゃそうだと思います。

というのも今の鍼灸業界においてハリを打つ時は「 素手 」でおこなうのが一般的で「 手袋を着用してハリを打つ 」というのは数年後の未来で取り入れるはずだった案件。なので同業者の方々からすごくビックリされました。

敢えて包み隠さず書きますが、元々鍼灸業界では「 安全に配慮をするなら、やはり将来的( 数年後 )にはゴム手袋を装着してハリを打とうね 」という流れが出ていました。みんな必要性を感じているってことですね。

「 滅菌消毒をし、複数回使うハリ 」が主流だったひと昔前の時代から、今の「 使い捨てのハリ 」に変わったように、近い将来その波はきっとやってくるはずです。

今もね、患者さんから「 あそことあそこの鍼灸院さんは使い捨てのハリじゃないよ 」とご報告をいただいたりするのですが、同様に「 あそこはゴム手袋使わんとハリしてるらしーよ 」という世界に10年後はなっているんじゃないかと思っております。

なのでボクは「 もうこのタイミングだな 」と思って切り替えました。

やっぱりね、打ちにくいです。

ツボを探す行為は慣れた人であればタオル越しでもわかるはずなので問題はありませんが「 ハリを打つ瞬間 」が非常に難しいです。

もうハリを打ち始めて十数年経つので「 打つ行為 」は「 歯磨き 」と同じぐらいボクにとって当たり前の行為なので「 意識をする 」ってことがなかったんですね。

「 もう勝手に手が動いている 」という表現が的確で、それを「 一本一本気にしながら、意識して打つ 」という形に変えているのでいつもより時間も掛かりますし、いつもより神経を使います。

開業してから「 疲れた 」という感覚が今まであまりなかったのですが、5月2日のお仕事を終えた後の疲労感はハンパじゃなかったです。

だけど「 いつか 」は変えなきゃいけない事象。病院でも歯科医院でもみんなゴム手袋を装着していますよね。鍼灸は医療だ!って声高に言う人が多い業界なのであれば尚更そうせざるを得ない。

ボクだってつい最近までやらなかった人99.9パーセントの一人でした。

「 手の感覚が大事だから 」とか「 肌と肌が触れ合う感覚を大事にしたい 」という気持ちは誰しもが持っているかと思いますが、コロナで一歩も二歩も三歩も進んだ衛生管理の観点から見ても、我々鍼灸師も四歩も五歩も前に進まなきゃいけないんじゃないかなと感じております。

今はまだやってないけど「 リスクを考えたら、いつかは変えなきゃいけない 」と思っている危機管理能力の高い先生はいらっしゃるはず。本日の記事はそんな先生や鍼灸学生さんに届き、何かを考えるキッカケになっていただけたら嬉しいです。

本日は以上です!それではまた明日~♪

 

城東区・段上はり灸治療院は、
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段上 功

段上 功
段上 功
1985年大阪市城東区生まれ。2児のパパ。妊活・ホルモンバランスの乱れ・自律神経症状といった『体質改善』を得意とする鍼灸師。明治東洋医学院の講師を務める並川一利氏に弟子入りし、4年間ほぼ無給で鍼灸治療を学ぶ。過去にお付き合いしていた女性がうつ病になり、鍼灸とカウンセリングで社会復帰をサポートした経験から、毎日何かに向き合い頑張る方が「 周りの目を気にせず、ほんの少し息を抜ける場所 」を作るため、地元・城東区鴫野に鍼灸院をオープン。おひとりずつの1日6名様のみ。500人規模のフェス「 縁日BBQ 」を主催。「 だんじり祭鍼灸師 」としてSNSでの発信を積極的におこない、ブログは2016年から7年超毎日更新中!SNS・ブログでの発信、鍼灸施術についてのアドバイスや講演も。元モデルの長姉、着付け講師の次姉の影響か、オシャレカフェやスイーツに目がない女子力高めな面も。

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