急激に寒くなったので、これまで以上にからだを温め、ゆっくりまったり過ごしたい。

2023/12/18

世界最多安打記録を持つイチローさんとバット職人・名和さんとの対談動画が非常に面白かったです。一打にかけるプロとそれを手掛ける職人。一般人にはわからない感覚や感性を持っているからこそこれだけの世界で活躍出来るんでしょうね。

こんにちは！お仕事の合間にもお白湯を何度も飲むタイプの鍼灸師だんじょーです。

今日の黒板はこんな感じでした。

夏日から一転、師走へ。

これだけ急激に寒くなるとからだも堪えるので、湯船にゆっくり浸かって早めに休んで下さいね。

急激に寒くなったので、これまで以上にからだを温め、ゆっくりまったり過ごしたい。

12月では考えられないような、上着が要らない暖かい気候から一転、一気に年末の寒さへ。

こういった急激な気温の変化があっても変わらないのは、人間の体温。

15℃近く外の気温が変わっても、ボクたちの体温は一定に保たれています。

これってホントにすごいですよね。

誰も指示も指令もしていないのに勝手に調節してくれてるのは他でもなく、自律神経先輩。

自律神経先輩は黙々と、我々が過ごしやすいように休むことなく色んなものを制御し、ずっと働き続けてくれています。

そんなたくさんの持ち場を抱えてしまう頑張り屋さんの自律神経先輩も、時には休ませてあげないと、眠れなくなったり、食欲がわかなくなったり、頭が痛くなったりめまいを出したりして「ちょっと休ませて～」とサインを送ってきます。

それでもボクたちはその不調というメッセージに対して「何でこんなわずらわしい不調が出るんだ！」「早く治ってくれ！」「薬や栄養ドリンクを飲んで頑張るんだ！」と過ごしてしまいがち。

言いたくなる気持ちもすごくわかりますが、このウラでは寡黙に自律神経先輩が頑張ってくれているということを汲み取って、今よりほんの少しおからだを休めてあげていただきたいです。

寒い冬は、体温を上げ、ゆっくり過ごす時間を作る

この寒い冬にどうやってからだを休めればいいか、それは2つあります。

1つは体温を上げること。そしてもう1つはゆったり過ごす時間を作ること。

①体温を上げる

体温を1℃上げると免疫力が30%アップするという本が以前流行りましたが、ボクたちが生きていく上で体温を上げるというのはすごく大事なこと。

風邪やインフルエンザのウイルスがからだの中に入ると『熱』が出ますよね。

あれはウイルスに負けないように体温を上げて、免疫力を上げて戦っている状態。

なので温めるというのはすごく大切。

ボクたち人間は暑さよりも寒さの方が敏感です。それは寒さがより命に関わるから。

平熱が36℃として、4℃上がれは高熱、でも4℃下がればどうなりますか？

32℃…。生きることが出来ませんよね。

というように、同じ4℃の変化でも暑さは熱、寒さは命に関わるんです。

なので人間は寒さが苦手。

暑い夏もエネルギーを使って疲れますが、命に関わる冬場の寒さはもっと体力を奪われやすいんです。

なのでぜひ暖かい服を着て、温かい飲み物食べ物を摂って、湯船にゆっくり浸かって過ごして下さいね。

②ゆったり過ごす時間を作る

命に関わるような「寒さ」と向き合いながら毎日必死に頑張ってくれている自律神経先輩。でもボクらはこの年末年始に「予定を詰め込んで」先輩により負担をかけてしまうんです。

冬は冬眠して体力を温存する動物も居る中で、寒い冬、この年末にこれだけ予定をバンバン入れて動き回っている動物は人間以外に他に居ないのではないでしょうか。

急激に寒くなってもうすでにからだへのダメージが増えています。なのでこれまで以上にぜひゆったりのほほんと、おからだを休める時間を作っていただけたらと思います＾＾

本日は以上です！それではまた明日～♪

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段上功

段上功

1985年大阪市城東区生まれ。2児のパパ。妊活・ホルモンバランスの乱れ・自律神経症状といった『体質改善』を得意とする鍼灸師。明治東洋医学院の講師を務める並川一利氏に弟子入りし、4年間ほぼ無給で鍼灸治療を学ぶ。過去にお付き合いしていた女性がうつ病になり、鍼灸とカウンセリングで社会復帰をサポートした経験から、毎日何かに向き合い頑張る方が「周りの目を気にせず、ほんの少し息を抜ける場所」を作るため、地元・城東区鴫野に鍼灸院をオープン。おひとりずつの1日6名様のみ。500人規模のフェス「縁日BBQ 」を主催。「だんじり祭鍼灸師」としてSNSでの発信を積極的におこない、ブログは2016年から7年超毎日更新中！SNS・ブログでの発信、鍼灸施術についてのアドバイスや講演も。元モデルの長姉、着付け講師の次姉の影響か、オシャレカフェやスイーツに目がない女子力高めな面も。