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健康 普段の日常

元読売テレビアナウンサー・清水健さんの講演を聴き、感じたこと。

結婚して1年で妊娠。

絵に描いたような幸せの道を進んでいた約1ヶ月後、ママの左胸からしこりが見つかる。

そのしこりの原因は悪性の乳がん。

精密検査の結果、がんの種類は乳がんの中でも進行の早いトリプルネガティブというものだと知らされる。

医師からは「がんを取り除いたとしても再発率が50%を超える」と告げられた。

ただ、お腹の中に赤ちゃんが居るため、胎児への影響を考えて放射線治療やホルモン治療を始めることが出来ない。

それどころかCT検査をすることも出来ず、ガンに転移があるのか、進行具合がどれぐらいなのかも確認することが出来ない状況。

「出産を決断をするのか、それとも諦めるのか。」

「ママの治療を優先するのか、これから生まれてくる赤ちゃんの出産を取るのか。」

幸せの絶頂から突然の命の選択。

もしも、あなたがその選択を迫られたとしたら、どういう決断を下しますか?

清水健さんの講演に聴きに行ってきました

昨日、仕事を早めに切り上げさせていただき、ある方の講演を聴きに行ってきました。

そのある方とは、先ほどお伝えした「命の選択」を実際に迫られることになったご夫婦の旦那さまであり、元読売テレビアナウンサーの清水健さん。

有名な報道番組「かんさい情報ネットten.」のメインキャスターを務めていた方です。

友人から「清水さんの講演あるけど、けーへん?」と誘いを受けたので、すぐに参加を決意しました。

清水健(しみず けん)さん
1976年、堺市生まれ。中央大卒業後、2001年、読売テレビに入社。09年から「かんさい情報ネットten.」に出演し、その後メインキャスターを務める。昨年2月、妻の闘病を中心に家族3人の歩みをつづった「112日間のママ」(小学館)を出版。印税収入を基に「一般社団法人清水健基金」を設立、がん撲滅や入院施設の充実などに取り組む個人・団体に寄付している。

ボクがちょうどその話をいただいた頃、大動脈解離で生死の淵を彷徨った母親が退院して間もない頃でした。

もちろん以前から清水さんの存在や、どういう出来事があったかというのは知っていたので関心を持っていましたが、なにせ退院してすぐの頃だったので「こんな時に行っていいのかな」という感情がありました。

ですが、その講演案内に書かれていた「命の在り方」「命の選択」「寄り添うということ」という言葉がボクの心にものすごく響き、行くことを決断しました。

3人で生きることを選択

アナウンサー清水健の嫁が乳がん?子供を残して急逝した妻の死因とは。のサムネイル画像

清水さんご夫婦は、ママの命を取るか、赤ちゃんの命を取るかという状況で、そのどちらをも選ばず「3人で生きる」という決断を下しました。

赤ちゃんを産み、がんとも闘うという選択です。

もちろん奥さま・奈緒さんの命の保証はありません。なのでその時、清水さんは、奈緒さんの命を優先したいという気持ちが強くあったそうです。

ですが「赤ちゃんを産みたい!!」と笑顔で言った奈緒さんの姿を見て、そんな言葉は掛けられず「3人で一緒に生きよう!!」と決断したそうです。

長いようで短い、短いようで長い闘病生活と妊娠生活を終えて、無事に男の子を出産。

ただ、その後から原因不明の腰痛に悩まされ、病院を受診。

その原因は、がんの複数転移でした。

抗がん剤治療をおこなうも、余命は3ヶ月と診断。

その後1ヶ月と再診断。そこから奈緒さんの病状はどんどん悪化していき、2015年2月11日に還らぬ人となりました。

ママになって112日目のことでした。

 

講演中に清水さんは「その決断が正しかったのか、間違っていたのかは今でもわからない。そしてこれから先もきっと答えは出ない。」と何度も何度も繰り返し話されていました。

また、続けて話された言葉が強く印象に残りました。

「ただ、妻・奈緒と共に下したあの時の決断は、きっと間違ってはいなかった。こうやって奈緒がママになることも出来たし、2人の血を宿した新しい命を残すことも出来た。」

「今でも、我が子の成長を一緒に見届けたかったというのが本音だけど、こういうことがあって、同じように辛い想いを抱えたり頑張っている人が他にもたくさん居ることにも気付けたし、人の温かみも感じられるようになった。」

 

そこから何を感じ、どう行動するか。

清水さんのお話を聴きながら、自分が同じ立場だったらどうするだろう?

これからどう生きるべきなんだろうか?

自分の仕事にはどう生かせるだろうか?ということをずっと考えていました。

まだまだ深く考えていく必要がありますが、とにかく一番強く感じたのは命の尊さと大切さについてでした。

これは母親が倒れた時にも、昨年6月に後輩が亡くなった時にも抱いた感情ですが、何かが起こってから気付くものなんですよね。そしてそれをわかっていながらも、だんだんその気持ちが薄れていきます。

いま突然余命が3ヶ月、もしくは112日と宣告されたら、当たり前の日常が当たり前じゃなくなったら、誰でも必死に、全力で生きるはずなのに。

そういった気持ちを忘れないためにも、今日の黒板はこんなことを書きました。

そしてブログにも書き綴りました。

昨年からこういった機会が続くのは、何かを教えてもらっているのかもしれませんね。それを無駄にしないよう、考え、行動していきたいと思います。

長くなりましたが、本日は以上です!

それではまた明日^^

 

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段上 功

段上 功
段上 功
1985年大阪市城東区生まれ。2児のパパ。妊活・ホルモンバランスの乱れ・自律神経症状といった『体質改善』を得意とする鍼灸師。明治東洋医学院の講師を務める並川一利氏に弟子入りし、4年間ほぼ無給で鍼灸治療を学ぶ。過去にお付き合いしていた女性がうつ病になり、鍼灸とカウンセリングで社会復帰をサポートした経験から、毎日何かに向き合い頑張る方が「 周りの目を気にせず、ほんの少し肩の力を抜ける場所 」を作るため、地元・城東区鴫野に2012年に鍼灸院をオープン。おひとりずつの1日6名様のみ。500人規模のフェス「 縁日BBQ 」を主催。「 だんじり祭鍼灸師 」としてSNSでの発信を積極的におこない、ブログは2016年から9年超毎日更新中!元モデルの長姉、着付け講師の次姉の影響か、オシャレカフェやスイーツに目がない女子力高めな面も。

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