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2024年プロ野球開幕!野球好き鍼灸師・段上功がおこなう、セ・リーグの戦力分析と順位予想、期待の選手をご紹介。

今季からレイズに活躍の場を移していた元日本ハムの上沢投手がレッドソックスと契約。マイナー契約ではなくメジャー契約とのことで吉田正尚選手との共闘が見られるかもしれません。今季はメジャーリーグも非常に楽しみですね。

こんにちは!プロ野球分析記事は膨大な時間を要することを知っていながら書き始めてしまった鍼灸師のだんじょーです。

今日の黒板はこんな感じでした。

桜の声が聞こえる時期が近づき、今年もプロ野球開幕の時期がやってきました。

春といえば野球、野球といえば野球好き鍼灸師・段上功の順位予想の季節でございます。

知らない方は全く知らない、野球好き鍼灸師・段上功が、毎年その年のプロ野球界を展望して「 事細かに"勝手に分析”して順位予想をする 」という企画。

かれこれ20年近く続けておりますが、今年もやりたいと思います。

ですがここ数年は情報不足になっています。間違い等あるかと思いますが、そういったことも加味しながら楽しんでいただけたら嬉しいです。

去年のブログ( 2023年プロ野球開幕間近!今年も野球好き鍼灸師がセ・リーグの戦力分析と順位予想とおこなってみました )も良ければどうぞ。

去年の成績を振り返る

まずは去年の順位をおさらい。

2023年最終順位表

1位 阪神

2位 広島

3位 横浜

4位 巨人

5位 ヤクルト

6位 中日

阪神タイガースが18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本一に輝いた2023年シーズン。今年はより一層混戦になるであろうセ・リーグを昨年の成績順に分析していきたいと思います。

2024年のチーム別戦力分析

阪神

昨季38年ぶりの日本一を果たし、球団史上初の連覇を狙う阪神タイガース。

百戦錬磨の監督が率いた若手主体のチームはシーズンが進めば進むほど機能し、力を付けていった。

昨季のチーム本塁打数はリーグ5位、三振数はリーグワーストながら得点数はリーグ断トツのトップ。

その背景には2位に50個近く上回った四球数の多さがある。また犠飛数も他チームを大きく引き離して47個を数え、盗塁数に関しては数は多いが失敗数は少ない。

とにかく出塁し、次の塁に進め、いかにそのランナーをホームに返すか。そしてそれを先発・救援ともにリーグトップの防御率を誇った強力な投手陣がいかに守っていくか。今年もそんな昨年のような野球が出来れば優勝争いは間違いないだろう。

ただ心配はケガや離脱。

オープン戦も近本・大山・森下の欠場が目立った。梅野の状態も気になる。

去年も近本の離脱はあったが大山という核が抜けるのは非常に苦しい。中野や佐藤や木浪を含めたレギュラー陣がシーズンを休まず戦い抜けるかというのが鍵になるのではないか。そのため小野寺や前川といった選手が良い働きを見せるともう少し余裕を持った戦いが出来るだろう。

昨年成績を残した村上や大竹が今季も同様の成績を残せるかは未知数だが、それでもやはり先発投手陣・中継ぎ投手陣の層は他球団に比べて厚い。

復活を期す開幕投手の青柳、ロッテ・佐々木朗希に投げ勝った才木、安定した成績を残し続ける伊藤将、ベテランの西勇に加えて期待のホープ・門別や西純が控える先発陣は今年も壮観。

抑えを務めた岩崎、新外国人のゲラ、昨季途中から中継ぎにまわった桐敷と良い結果を残している投手も居るが、湯浅・石井・島本など、盤石を誇っていた中継ぎ投手陣がどれだけ結果を残せるかもチームの浮沈を握っている。

個人的には森下、前川、門別といった若手選手の活躍を楽しみにしたい。

広島

昨季の順位予想では軒並みBクラス扱いだったが一時首位を走り2位でフィニッシュ。

上本を4番に据えるなど柔軟なタクトをふるっていい意味で期待を裏切った新井采配に今年も注目したい。

何と言っても打率と打点の両部門でチームトップの成績を誇った西川の移籍が痛い。

だが侍ジャパンにも選出され、先日も日本ハム・伊藤大海から豪快なホームランを放った田村がその穴を埋める活躍を見せてくれるのではないか。個人的には近い将来、前田智徳氏のような選手になるのではないかと期待している。

坂倉、小園、末包と若手が順調に力を付けていく中で秋山や菊池、堂林の力も健在。レイノルズやシャイナーが昨季19発を放ったデビットソンの成績を超えるようであれば非常に面白い打線になるのではないか。

森下が開幕ローテを外れるというニュースは非常に痛いが、それでも九里、床田、大瀬良、野村、黒原、アドゥワ、常広と先発投手陣は頭数が揃う。

中継ぎ陣も栗林を筆頭に、島内・矢崎・中崎・大道・ケムナなど素晴らしい投手が揃うだけに、去年終盤のようなケガ人が出ないことを祈りたい。そういった選手起用、マネジメントにも今年は注目したい。

個人的にはシーズンを通して出場すると異次元の成績を残すと考えている田村と常広に期待したい。

横浜

ここ近年ずっと優勝候補に挙げられながらもなかなかその座を掴めないでいるチーム。

昨年は投打ともにバランスの良い戦いを見せていたが、エースの今永とバウアーが抜けたのは非常に大きいのではないか。またエスコバーの移籍も後々効いてくるように感じている。

それでも昨季最多勝を獲得した東に加えて、大貫、平良、石田健、中川颯と続く先発投手陣は高いレベルで成績を残すのではないか。

そのため鍵を握るのは中継ぎ投手陣。昨季20セーブを挙げるも防御率が4点台だった山﨑、同17セーブを挙げた森原、その他に伊勢や上茶谷、入江、三嶋らの活躍がチームの成績を左右するのではないか。

明るい材料は何と言ってもドラフト1位の度会の加入。オープン戦も素晴らしい成績を残したが彼が一年間試合に出続けて結果を残すようであると、自慢の打線により一層厚みが出てくる。

桑原・佐野・牧・宮崎・オースティンと良い選手が揃うだけに、関根や林や度会といった選手の機動力も使いながら戦えると面白いのではないか。

個人的には新人の度会、見違えるようなパワーピッチャーに成長した徳山、学生の頃から大好きな中川颯の姿を楽しみに追いかけたい。

巨人

球団史上2度目となる2年連続Bクラスに沈んだ球界の雄。

長きに渡ってタクトを振るってきた原辰徳氏から新たに監督のバトンを繋いだ阿部慎之助氏がどんな野球を見せてくれるのか非常に楽しみである。

門脇が台頭した影響もあり、昨季途中から坂本をサードにまわし、岡本をファーストへ。それにより内野陣に核が出来、また外野手争いが一層激化した。

新外国人・オドーアの退団は衝撃だったが、今の巨人の戦力であれば居なくても影響は受けないだろう。それだけ良い外野陣が揃っている。

新人の佐々木やオコエや松原がアピールを重ね、ベテランの丸が成績を残し、その結果若手有望株の秋広が2軍スタートになった。そこにまだ長野や梶谷、浅野が居るというのはシーズンを戦う上で非常に楽しみな材料を有している。

チーム打率も本塁打数もリーグをトップを誇った打撃陣は今年も健在なため、鍵を握るのは投手陣。

馬場、ケラー、近藤、高橋礼、泉と弱点であった中継ぎ投手を補強。新人西舘をリリーフにまわし、また大勢の状態も良く、中川や高梨が控えるだけに新戦力が上手く機能するようであれば優勝争いを繰り広げるのではないか。

個人的には大阪桐蔭出身の泉口、復活を期す松原の活躍を期待したい。

ヤクルト

2年連続リーグ優勝からまさかのBクラスへ転落した高津スワローズ。

昨季はチーム得点数に比べて失点数が大きく上回った。重量打線を誇るだけに課題は今年も投手陣。

チーム防御率3.66だった投手陣の中で希望の光だった奥川の離脱は非常に痛い。吉村や小川、高橋、サイスニード、石川とコマは揃うが先発投手陣を見渡しても絶対的な投手が居ないのが寂しい。

メジャー志望を訴えたWBC世界一メンバーの高橋あたりには実力があるだけに一皮も二皮も剥ける活躍をしていただきたい。

反対に中継ぎ投手陣は強力で、昨季33セーブを挙げた田口に加えて8回には清水が控え、新加入の嘉弥真、木澤、山本、大西など陣容は揃う。

攻撃陣では塩見・山田・村上・サンタナ・オスナと重量打線が控えるだけに、過去に4度の盗塁王に輝いた新加入の西川がどれだけ機能するかが見もの。西川に加えて丸山、内山、長岡といった選手が良い働きをするようであれば、先発投手陣の弱さを補えるのではないか。

個人的には西川がどんな姿で、どんなプレーを見せてくれるのか楽しみに眺めたい。

中日

悲願の優勝を果たすため、今年も大きな血の入れ替えをおこなった立浪ドラゴンズ。

チーム防御率は阪神に次ぐリーグ2位も、得失点差が-108を数えた。得点力向上が課題であることは誰の目にも明らか。

そんな中日に打点王にも輝いたこともある中田翔という頼もしい男がやってきた。勝負強い選手が中軸に座ることで得点数は増えるだろうが、その前にどれだけチャンスを作れるかが鍵。

大島や岡林、田中や三好、ディカーソンや高橋周、石川や細川といった選手がお膳立てし、繋いでいくことが出来れば投手陣が良いだけに面白い戦いが出来るのではないか。

ケガ明けや調整遅れの投手も居るが、先発投手陣は柳を筆頭に小笠原、涌井、大野、高橋宏、メヒア、梅津、松葉と他球団が羨む陣容が揃う。

中継ぎも藤嶋や齋藤、侍ジャパンにも選出された松山、防御率0.38を誇ったマルティネスが控えるため非常に強固。そのため打撃陣はしっかりと1点を重ねていき、自慢の投手力で接戦を拾っていくことが出来ればAクラス争いも期待出来るのではないか。

個人的には期待されながらも故障に泣いた田中、根尾の活躍に期待したい。

2024年セ・リーグ順位予想

分析をふまえて出した順位予想はこちら。

1位 阪神

2位 巨人

3位 広島

4位 横浜

5位 中日

6位 ヤクルト

補強を重ねた巨人が優勝争いをすることは容易に想像出来ますが、投手力という面ではやはり接戦をモノにしていける阪神が上回るのではないかなと感じました。

昨季の広島が躍進したように正直どこがどういう順位になるかはわかりませんが、現状を分析した中ではこういう順位になりました。

また今年も全チームの動向を追い掛けて、野球を楽しませていただきたいと思います!

本日は以上です!それではまた明日~♪

( 2024年パ・リーグ戦力分析&順位予想記事はこれから )

 

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段上 功

段上 功
段上 功
1985年大阪市城東区生まれ。2児のパパ。妊活・ホルモンバランスの乱れ・自律神経症状といった『体質改善』を得意とする鍼灸師。明治東洋医学院の講師を務める並川一利氏に弟子入りし、4年間ほぼ無給で鍼灸治療を学ぶ。過去にお付き合いしていた女性がうつ病になり、鍼灸とカウンセリングで社会復帰をサポートした経験から、毎日何かに向き合い頑張る方が「 周りの目を気にせず、ほんの少し息を抜ける場所 」を作るため、地元・城東区鴫野に2012年に鍼灸院をオープン。おひとりずつの1日6名様のみ。500人規模のフェス「 縁日BBQ 」を主催。「 だんじり祭鍼灸師 」としてSNSでの発信を積極的におこない、ブログは2016年から8年超毎日更新中!SNS・ブログでの発信、鍼灸施術についてのアドバイスや講演も。元モデルの長姉、着付け講師の次姉の影響か、オシャレカフェやスイーツに目がない女子力高めな面も。

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