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東京五輪やスポーツをより楽しむコツは、競技ごとに違う運動や必要な筋力を知ること。

開幕から本来の長打力を発揮出来ていなかった楽天の浅村選手がついに2ケタ本塁打に到達。3年連続30発を記録している強打者がこれからどういう軌跡を描いていくのか楽しみですね。

こんにちは!久保田利伸さんの歌を聞きながら昔を懐かしんでいる昭和生まれの鍼灸師だんじょーです。

今日の黒板はこんな感じでした。

よくよく振り返ってみましたが、良いことはごくわずか、いや、1ミリも書いてませんでした。笑

東京五輪、スポーツをより楽しむコツ

野球をはじめとしたスポーツが大好きな人間なのですが、実は「 あること 」を知っているとよりスポーツをより楽しむことが出来ます。

東京五輪も近いので、普段患者さまにお話しているそのあることについて今日は書きたいと思います。

競技ごとに違う必要な筋力

スポーツをより楽しむために知っておくといいのが「 運動と筋肉 」のお話。

「 運動 」って、ひと言で片付けてしまいがちですが、説明するには「 物理学 」を知っている必要があります。

慣性の法則とか、ニュートンの運動法則といったところなんですが、もう小難しそうでしょ。笑

なのでそんなことは省いて、段ボールを例に簡単に説明します。

例えば、Amazonで注文した商品が入った「 70kgの段ボール 」が廊下にあるとします。

めちゃくちゃ重たいですよね。

これを両手を使って前に押そうと思うと「 たくさんの力( 筋力 ) が必要 」ですよね。

それが例えば「 100メートル先まで押す 」と言われたら、莫大な筋力が必要。

「 70kgの重りがあるものを、100メートル先まで1秒でも早く動かそう 」と思ったら「 筋力が必要 」だということです。

ここまでいいですかね。

では1秒でも速く走ることを目標にしている「 100メートル走の選手 」「 筋力 」は必要でしょうか?それとも必要ないでしょうか?

答えは簡単ですよね。

必要なんです。だからこそ、ウサインボルト選手とか、山縣亮太選手は筋骨隆々なわけです。

反対に「 段ボールを42.195Km先まで1分でも速く運ぶ時 」「 その段ボールの重さ 」は重い方がいいでしょうか?それとも軽い方がいいでしょうか?

絶対に軽い方がいいですよね。たくさんの「 筋力 」を使わなくて済むので。

であれば「 42.195Km先までの速さを競うマラソン選手 」に「 大きな筋力とか体重は必要か 」と聞かれたら、答えは当然「 No 」ですよね。

脂肪は出来るだけ少なくしてからだが軽い方がいいわけです。

勘の良い方ならピンときたかもしれませんが、同じ「 陸上 」という競技でも100メートルの選手とマラソン選手のからだの大きさや体型が違うのは、運動に必要な要素が違うからなんですね。

では、フィギュアスケートのような「 高く飛ぶ動作 」が入る競技の時に「 段ボールの重さ 」って重い方がいいですか?軽い方がいいですか?

もちろん軽い方がいいですよね。

70kgより45kgの方が軽いので上にあがりやすいのはご理解いただけるはず。

だからこそ、浅田真央ちゃんや紀平梨花ちゃんのように体重の軽く、筋力が少ない「 中高生の段階 」でも、世界トップクラスの活躍が出来るわけなんです。

ちょっとおもしろくなってきますよね。

スポーツや運動がおもしろいのは、その"常識”が覆されるところ。

先日の陸上日本選手権で100メートル走を制したのは山縣亮太選手ではなく、多田修平選手。

多田修平選手の公表体重は68キロ。山縣亮太選手やウサインボルト選手に比べて筋肉量も少なく、華奢に見えますよね。

「 筋肉量が多くないのに100メートルを速く走れる 」というのは、それだけ「 からだを上手く使えている 」ということ。

軽い体重や多くない筋力を補う「 高い技術がある 」ってことです。

巨漢力士・小錦関に小兵力士・舞の海関が技で勝っていたように。

▼100kgのからだを前傾させ、重りを軽くしてスピードを生む大谷翔平選手

競技の特性を知り、そのために必要な筋力や動きを知る。それでいてその大きさや筋力のハンデを覆す上手さが随所に垣間見られるのが運動やスポーツの醍醐味。

どうですか?こうやって見たらスポーツってより楽しくなりませんか。

173センチの身長で567本のホームランを放った門田博光氏、モンスター級のパワーを誇る選手たちが集まるハンマー投げの世界で日本人で金メダルを獲った室伏広治氏がいかに凄いか。

すみません、書いててアツくなって楽しくなってきました。笑

ボクはいつもこんな視点でスポーツを眺めているのですが、こうやって見るとすごく楽しいですよ^^

本日は以上です!それではまた明日~♪

 

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段上 功

段上 功
段上 功
1985年大阪市城東区生まれ。2児のパパ。妊活・ホルモンバランスの乱れ・自律神経症状といった『体質改善』を得意とする鍼灸師。明治東洋医学院の講師を務める並川一利氏に弟子入りし、4年間ほぼ無給で鍼灸治療を学ぶ。過去にお付き合いしていた女性がうつ病になり、鍼灸とカウンセリングで社会復帰をサポートした経験から、毎日何かに向き合い頑張る方が「 周りの目を気にせず、ほんの少し息を抜ける場所 」を作るため、地元・城東区鴫野に鍼灸院をオープン。おひとりずつの1日6名様のみ。500人規模のフェス「 縁日BBQ 」を主催。「 だんじり祭鍼灸師 」としてSNSでの発信を積極的におこない、ブログは2016年から7年超毎日更新中!SNS・ブログでの発信、鍼灸施術についてのアドバイスや講演も。元モデルの長姉、着付け講師の次姉の影響か、オシャレカフェやスイーツに目がない女子力高めな面も。

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