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だんじり 城東区や鴫野のこと 日記 普段の日常

串カツの町・新世界で躍動する、お肉の人のお話。

ロッテの中村奨吾選手が打って守っての大活躍でした。どちらかというと守備の人というイメージでしたが、金森コーチの影響か、しっかりと腕を畳んでからだの軸で鋭いスイングをしていましたね。もっともっと大きな選手になってほしいです!

こんにちは!大阪市城東区鴫野にある段上はり灸整骨院、野球好き院長の段上 功(だんじょう いさお)です^^

今日の黒板はこんな感じでした。

はい。毎日毎日トレーニング動画や意識高い系のツイートをする百獣の王・武井壮さん。アホっぽく見せてますが実はすごく建設的な方。夜中に見るとめっちゃ刺激になるんですよね~。笑

串カツの町・新世界で食べ歩いたお肉の人のお話。

名前は決して言えないが、ボクの古くからの友人に、Instagramでお肉ばかり投稿し続け、体重が15キロも増えてしまった強者が居る。3年程前は腹筋がバキバキだったことはもう誰も覚えていない。

先日、地元の町で町会役員も務める彼と、朝から町会行事・薬剤散布に出席した。その後途中で抜けてだんじり行事に顔を出し、それが終えた後で数人の仲間と合流してご飯に行くことになった。その時の時刻はお昼の14時ないし、15時前だったと記憶している。

「 新世界で飲み歩こう 」

誰かがそうポツリと声を上げ、お酒が飲めないボクに「 運転、頼んだ 」と、間接的に伝えた。( 新世界は飲み歩く町 )

「 お店の手配は任せておけ 」

お肉ばかり食べる彼が助手席でそう言った。

さすがは情報通。ボクが運転する横で、普段あまり行くことのない町・新世界の情報をスマホという現代の最先端ツールを使って必死にリサーチしていた。

頼りになるな、っと思っていた矢先、非常に小さく弱い声で彼がこう呟いた。

「 気持ち悪い… 」

そう、初めて明かすが彼は自分で運転しないと車に酔ってしまうタイプなのである。そんな中でも信号で止まる度にリサーチを続け、新世界に到着した時には「 まずはここに行こう 」とすぐに案内してくれた。何とも心強い。

そして最初に行ったお店がここだった。

新世界といえば、やはり串カツ。だけど入ったお店の名前は越源1991。だるまとか八重勝ぐらいしか知らないボクには馴染みがないお店だった。

しかし、ここが相当アタリだった。

知る人ぞ知る的なお店なんだろうが、ボクは全く知らなかった。そして油断していた。新世界で串カツを食べるなら、ここはぜひとも抑えておいてほしいお店だ。

▼高笑いを浮かべるお肉の人。名前は決して言えない。

あまりに美味しく、お腹はパンパン。予想外に食べ過ぎてしまった。「 食べ歩きをする 」と誓ったのにも関わらず、だ。

これではいけないと悟った彼は、これまたスマホを駆使してすぐさま軌道修正。リサーチしてはじき出したお店はまさかの喫茶店。

ケンミンショーを見ている人なら知っているだろうが、ミックスジュース発祥のお店だ。

生粋の大阪人でありながら齢32にして初めて行った。そして初めて飲んだ。

だが、これまた予想以上に美味しかった。串カツで満たされた脂っぽい胃袋をみるみるうちに中和していくではないか。中に入っているシャリシャリの氷がストローを通して程良く入ってくる演出がまた憎い。

言い忘れたが、仲間の中にはお店で並んでいる間に向かいのお店で「 お寿司 」を食べた強者も居た。誰とは言わないが、男なのに妊娠8ヶ月のようなお腹を維持しているパーリーピーポーだ。

そんな変わり者たち、強者たちと共に次のお店へ。今度もまた珍しい道を入っていく。人が2人通ると肩がぶつかるぐらいの細く狭い道の奥へ。

そこにひっそりと佇む小さなお店。

味わいのあるのれんをミラーレスという高性能のカメラでそれっぽく撮って見せたが、本来の姿はこれである。

お世辞にも美味しい料理が出てくるとは到底思えない。「 キタナシュラン 」という言葉を巷でよく聞くが、もし本当に美味しいのであればこういうお店こそがまさにそう呼ぶのではないか。

営業時間キッカリ17時に開いたお店に一番で入場し、注文したのはリサーチ済みだった名物の牛カツサンド。

メニュー表には1800円と書いてあり、これは正直ぼったくりなんじゃないか、そんな不安な気持ちが押し寄せてきていた。

だが、一目見た瞬間に心の中で謝った。申し訳ないが、お店の面構えからは想像も出来ないクオリティーの牛カツサンドが出てきた。トーストのサクサク感、牛カツ自体の味、ほのかに香るマスタード、どれをとっても一級品。これはぜひ食べてほしい。

何やら6月8日の深夜に関西テレビでも放送されるそう。申し訳ないが、あのフォルムでありながら超名店であった。

かなりお腹が満たされてきた感のある一行だったが、彼の案内は止まらない。

その途中、通天閣で記念撮影をするスタイリッシュな欧米人に対抗して、通天閣をバックに純日本人がカッコつけて撮るという構図もやってみた。

言わずもがなものすごく注目を集めていた。もう一度言うが、彼は3年前まで腹筋がバキバキだった。フットサルの世界でも有名で、選抜メンバーにも選ばれていた程の姿はもう1ミリも残っていない。

そんな話はサラッとスルーするが、次に向かったお店は大衆のお好み焼き屋さん。お母さんひとりで常連客の方を相手に17時からひっそりとやっているお店だ。

「 お母さん、お腹いっぱいやからお好み食べへんと思うけどえぇかな 」

そう問いかける面々に対して快く二つ返事で迎え入れてくれたが、正直コイツらは一体何のために来たんだと思っただろう。

お伝えしていた通り、松前漬けと、冷ややっことあと一品だけ食べてお店を後にした。何しろもう4軒目だ。お母さんには申し訳ないが、さすがにお好みも焼きそばも入らない。

写真は撮り忘れたが、白い小さな看板に黒のテープで「 吉村 」と貼ってあるワイルドなお店だったと記憶している。

まだまだ食べ歩きは続く。次に向かったのは豚が美味しいと評判のお店。だんじり関係の先輩が行かれていたお店で、一度行ってみたいと思っていたお店だ。

何がオススメかを問うと、活きたタコがオススメだと言われたが、たしか豚のお店だったはず。細かいことは気にせずタコを注文。

そして豚のつくねも重ねて注文。

お箸でたまごを割り、とろりと出てきた黄身をつくねですくって食べるという何とも食欲をそそる食べ方。これはお世辞抜きに美味しかった。他にも数品いただいたが、今度またお腹を空かせてゆっくり伺おうと思う。

そこから次のお店に行く道中で、道行く人たちや景色、風景の写真を撮っていた。

仲睦まじいご夫婦。

新世界感のある看板。

新世界感のあるおっちゃん。

そんな写真を撮っていると次のお店に到着。お肉の彼曰く「 もう、今日はここが最後 」だという。

この言葉を聞いて非常に安心した。ちょこちょことバル形式でつまみながらとはいえ、もうお腹は満タン。

だけど最後に選んだお店はこれまた串カツ。新世界にきたんだから串カツで始まり、串カツで終わらないといけないらしい。

何の流儀かわからないが、一軒目のようなテイストで「 牛カツ 」から頼む面々。祭の話で盛り上がり、意外と長くなった。長くなった時間に比例して、頼む串カツの本数も増えていった。

夜9時の声を聞き、地元へ帰る選択に。

あまり行かない新世界、知らないお店にたくさん触れることが出来、非常に楽しい旅だった。アテンドしてくれたお肉の人、ありがとう。

そんな帰りの道中、運転する車の助手席の人間( お肉の人 )と後部座席の人間( 後輩 )で何やら話が盛り上がっている。

耳を傾けて聞いていると、どうやらもう一軒飲みに行くそうだった。せっかくなので送って行くよと答え、最後のお店はどこに行くのか問うと、赤ら顔の彼はこう答えた。

 

 

 

 

 

 

「 串カツだ 」と。

 

 

※今日の物語は、ノンフィクションです

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段上 功

段上 功
段上 功
1985年大阪市城東区生まれ。2児のパパ。妊活・ホルモンバランスの乱れ・自律神経症状といった『体質改善』を得意とする鍼灸師。明治東洋医学院の講師を務める並川一利氏に弟子入りし、4年間ほぼ無給で鍼灸治療を学ぶ。過去にお付き合いしていた女性がうつ病になり、鍼灸とカウンセリングで社会復帰をサポートした経験から、毎日何かに向き合い頑張る方が「 周りの目を気にせず、ほんの少し息を抜ける場所 」を作るため、地元・城東区鴫野に鍼灸院をオープン。おひとりずつの1日6名様のみ。500人規模のフェス「 縁日BBQ 」を主催。「 だんじり祭鍼灸師 」としてSNSでの発信を積極的におこない、ブログは2016年から7年超毎日更新中!SNS・ブログでの発信、鍼灸施術についてのアドバイスや講演も。元モデルの長姉、着付け講師の次姉の影響か、オシャレカフェやスイーツに目がない女子力高めな面も。

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