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物事の上達の基本は、聞くよりもまず "見て観察すること”。

阪神タイガースは開幕から一度も勝てず9連敗。監督解任の話も出てますがそんなことしなくていいと思います。人間なんで上手くいかない時もあるはず。これからどんな戦いを見せてくれるのか楽しみですね。

こんにちは!落合博満氏がYouTubeを始めてまた一つチャンネル登録数が増えてしまった鍼灸師のだんじょーです。

今日の黒板はこんな感じでした。

人様にお灸をすえるお仕事をしておりますが、家庭ではよくお灸をすえられております。

物事の上達の基本は、聞くよりもまず "見て観察すること”

このブログでは過去に何度も書いてますが、ボクは鍼灸の学校に入る前から弟子入りをしていました。

4年間居たのですが、基本的に無給で( 交通費1万円、実際の交通費3万円超 )、服装や身なりなんかも含めてご指導いただくような今の時代にはない、昔ながらのお師匠さんでした。

そんな師匠のもとで4年居て鍼灸治療が出来るようになりましたが、鍼灸のことを教えてもらったことがありません。

というのも「 質問をしてはいけない 」ところだったんですね。

「 見て学べ 」の世界です。

見て学べ、わからんかったら調べろ、自分で稽古しろ。本当にそんな師匠でした。

半年ぐらいは立って見ているだけだったのですが、ある時から「 ハリを抜く機会( 抜鍼と呼びます ) 」をいただいたんですね。

「 抜鍼( ばっしん )してこい 」と。

それで本数を確認しながらサササッと抜いたら、兄弟子に怒られたんです。

「 何も考えんと抜くな 」と。

最初はね、意味がわからなかった。なぜ怒られたのか。でも兄弟子が説明してくれたんです。

「 師匠の打つハリにはすべて意味がある 」と。

「 ハリをどのツボに、どの角度で、どの深さで、どれとどれを組み合わせて使っているのか、なぜ今日はここなのか、それを感じながら抜きなさい 」と。

なるほどー!と心の中で頷きました。

今でこそSNS映えを狙って100本とか500本打つ先生も居るようですが、ボクの師匠はそんなことはしなかった。

必要最低限のハリで効果を出す。

では「 そのためにどういう施術をしたらいいか 」というのを教えてくれる教材が目の前にあるのに、当時のボクはササッと抜くだけしかしていなかった。

「 行動の意味を理解する 」ってことですね。

そこから意味を理解し、わからなければ調べ、同じことが出来るように稽古し続けていくうちに、だんだんと鍼灸治療ができるようになり今に至ります。

先日、前ソフトバンクホークス監督・工藤公康氏が、世界一の右腕・上原浩治氏が「 他の選手と違った 」という話をしていました。

▼普通の選手はこちら

▼上原浩治氏はこちら

とにかくじーーーっと観察してたそう。

前から横から後ろから、あらゆるところから工藤公康氏の投球フォームを見てたとのこと。

そして「 自分と何がどう違うのか 」を観察し「 なぜそうしているのか 」を後で聞いてきたとのこと。

こんな選手は他には居なかったと。

このYouTubeを見た時に感じました、ボクが弟子入りしていた鍼灸の世界と一緒だなと。

これは野球や鍼灸だけじゃなくて、全てのことに言えること。

6年間毎日書き続けているこのブログも書き始めた時はどうやって書いていいかわからなかった。

だからこそ「 毎日書き続けてる数名の方のブログ 」を全記事読み返して、分析しました。ウソじゃなく、本当に全記事読みました。

そしてそれを真似し、自分なりにアレンジし、今の形へと昇華していきました。

今は色んな教材が世の中に溢れて学びやすいですが、やはり何かを上達したいと感じた時は、聞くよりもまず見て観察することからですね。工藤公康氏も上原浩治氏も同じ感覚の方で嬉しかったです^^

本日は以上です!それではまた明日~♪

 

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段上 功

段上 功
段上 功
1985年大阪市城東区生まれ。2児のパパ。妊活・ホルモンバランスの乱れ・自律神経症状といった『体質改善』を得意とする鍼灸師。明治東洋医学院の講師を務める並川一利氏に弟子入りし、4年間ほぼ無給で鍼灸治療を学ぶ。過去にお付き合いしていた女性がうつ病になり、鍼灸とカウンセリングで社会復帰をサポートした経験から、毎日何かに向き合い頑張る方が「 周りの目を気にせず、ほんの少し息を抜ける場所 」を作るため、地元・城東区鴫野に鍼灸院をオープン。おひとりずつの1日6名様のみ。500人規模のフェス「 縁日BBQ 」を主催。「 だんじり祭鍼灸師 」としてSNSでの発信を積極的におこない、ブログは2016年から7年超毎日更新中!SNS・ブログでの発信、鍼灸施術についてのアドバイスや講演も。元モデルの長姉、着付け講師の次姉の影響か、オシャレカフェやスイーツに目がない女子力高めな面も。

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